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J-GLOBAL ID：201702259627355066   整理番号：17A0439130

生理的および病理的状態におけるROSおよびRNS源の役割

Role of ROS and RNS Sources in Physiological and Pathological Conditions

著者 (4件)： DI MEO Sergio (Universita di Napoli “Federico II“, Napoli, ITA) ,  REED Tanea T. (Eastern Kentucky Univ., KY, USA) ,  VENDITTI Paola (Universita di Napoli “Federico II“, Napoli, ITA) ,  VICTOR Victor Manuel (Univ. Hospital Dr. Peset, Valencia, ESP)
資料名： Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web)  (Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web))
巻： 2016  ページ： ROMBUNNO.1245049 (WEB ONLY)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7012A  ISSN： 1942-0900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体システムにおいて,フリーラジカルや他の活性酸素および窒素種は二重の役割を担っている重要な証拠がある。それらは酸化的損傷や組織機能障害の原因となり,そして生物にとって有益なストレス応答を活性化する分子シグナルとして働くからである。ミトコンドリアは組織の酸化的損傷および機能障害において主要な役割を担っており,また膜透過性遷移孔の開孔の刺激などいくつかのメカニズムを介して過剰な組織機能障害から保護すると考えられてきた。近年まで,ミトコンドリアとは異なるROS源の機能的重要性はあまり注目されていなかった。しかし,最近のデータにより,組織の酸化ストレスおよび保護におけるミトコンドリアの役割の確証に加え,一方の活性化により他方が活性化されるようなミトコンドリアと他のROS細胞源との間の相互作用が示されている。従って,様々な状態において,ROSのすべての細胞源が,オートファジーやアポトーシスなどのメカニズムを介して組織に酸化的損傷を与えたり生存を保証したりするプロセスに大きく寄与しているということが,現在受け入れられている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *活性酸素 ,  ミトコンドリア ,  サイトゾル ,  ペルオキシソーム ,  小胞体 ,  細胞膜 ,  リソソーム ,  酸化ストレス ,  保護作用 ,  分子 ,  オートファジー ,  アポトーシス ,  スポーツ ,  運動負荷 ,  糖尿病 ,  神経系疾患 ,  NADPHオキシダーゼ ,  キサンチンオキシダーゼ ,  *生理学 ,  *病理学 ,  応答
準シソーラス用語： *活性窒素種 ,  酸化的損傷 ,  シグナル分子 ,  エクササイズ ,  神経変性疾患 ,  ストレス応答

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生理 ,  病理 ,  ROS ,  RNS ,  役割