文献

J-GLOBAL ID：201702259647890431   整理番号：17A1543968

Murrumbidgee川流域(オーストラリア)における土壌の熱的性質【Powered by NICT】

Thermal properties of soil in the Murrumbidgee River Catchment (Australia)

著者 (5件)： Usowicz B. (Institute of Agrophysics, Polish Academy of Sciences, Doswiadczalna 4, 20-290 Lublin, Poland) ,  Lukowski M.I. (Institute of Agrophysics, Polish Academy of Sciences, Doswiadczalna 4, 20-290 Lublin, Poland) ,  Ruediger C. (Department of Civil Engineering, Monash University, Clayton, Victoria 3800, Australia) ,  Walker J.P. (Department of Civil Engineering, Monash University, Clayton, Victoria 3800, Australia) ,  Marczewski W. (Space Research Centre, Polish Academy of Sciences, Bartycka 18A, 00-716 Warsaw, Poland)
資料名： International Journal of Heat and Mass Transfer  (International Journal of Heat and Mass Transfer)
巻： 115  号： PB  ページ： 604-614  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0390A  ISSN： 0017-9310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,SMOSのためのオーストラリアの空中Cal/Val実験中に得られた表土熱伝導率,熱容量,熱拡散率,含水量,とバルク密度の解析を提示した。ここに提示した研究の目的は,土壌特性とそれらの相互依存性の空間分布の構造と変動性を同定することである。土壌バルク密度と含水量の空間分布の知識は,土壌の熱的性質と栽培植物の品質と効率を管理するための正確な農業慣行を開発するために必須である。土壌の熱的性質は,その場測定から得られ,簡単な物理的土壌特性に基づくUsowicz統計物理モデルを用いてモデル化した。二土壌含水量測定法(重量と誘電体)と二種の土壌粒度分類システム(USDAとオーストラリア)を用いて,最も効果的な方法を見出した。が示されている(i)石英と水含有量と土壌のバルク密度は,土壌の熱的性質に影響する主要因子である(ii)伝導率と熱容量の空間分布は,土壌含水量分布によって支配され,一方最大値付近で熱拡散率は主にバルク密度の空間分布により駆動されるおよび(iii)土壌の熱的性質は,USDA分類よりもオーストラリアの土壌粒度分布からより正確に推定された。結果はオーストラリア土壌の熱的性質についての僅かな情報を改善するだけでなく,土壌の物理的性質(既存のデータベースに基づく)と現在の土壌含水量(衛星および/あるいはin situ測定から)から大規模を横断する土壌熱特性を見積もることを可能にする。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *オーストラリア連邦 ,  熱特性 ,  土壌含水量 ,  空間分布 ,  熱伝導率 ,  容積重 ,  熱容量 ,  *河川 ,  粒度分布 ,  粒度 ,  温度伝導率 ,  データベース ,  モデリング ,  含水量
準シソーラス用語： *土の熱的性質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： バルク密度 ,  水含有量 ,  温度 ,  熱伝導率 ,  熱容量 ,  熱拡散率 ,  土壌

分類 (1件)： 土壌物理  (FB04030R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 川 ,  流域 ,  オーストラリア ,  土壌の熱的性質