抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】2型糖尿病とヒト血漿ビスファチン濃度の関係を調査する。方法:酵素結合免疫測定法(ELISA)を用い、59例の2型糖尿病患者と20例の正常健常者(正常対照群)の空腹時血漿ビスファチンレベルを測定した。空腹時血漿インシュリン(FINS),空腹時血漿グルコース(FPG),糖化ヘモグロビン(HBA1C),血中脂質,肥満度指数(BMI),股関節比(WHR)を測定した。結果:2型糖尿病患者のビスファチンレベルは正常対照群より明らかに高かった(P〈0.01)。相関分析により、ビスファチンレベルはそれぞれBMI、WHR、FINSと正の相関を示した(R=0.556、P〈0.01;R=0.692、P〈0.01;R=0.379、P〈0.01)。多変量線形回帰分析により、WHR、FPG、HBA1C、総コレステロール(TC)とBMIはそれぞれ血漿ビスファチンレベルに影響を与える独立した関連因子であることが示された。結論:2型糖尿病患者の血漿ビスファチンレベルは上昇し、肥満と関連し、ビスファチンは2型糖尿病と肥満の発症機序に関与する可能性が示唆された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】