抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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焼却炉から飛散してくるダストの付着が熱回収性能やボイラー管の腐食に大きく影響する。除去が必要であるが,放射伝熱室は操業中の清掃が困難であり,操業時間の経過にともない更に付着ダスト量が増加する。一方,ボイラーの対流伝熱室は蒸気式スートブロワ装置等により操業中の清掃が可能であるが,熱回収で得た過熱蒸気の一部をボイラー内に放出してしまう欠点がある。操業中にボイラー内を清掃可能なオンラインクリーニングシステムである「圧力波クリーニング」,「水噴射クリーニング」が知られており,ここでは放射伝熱室,対流伝熱室の付着灰除去効果を報告した。圧力波クリーニング装置の概要を示す。すなわち圧力波クリーニングとはメタンガスと酸素を所定量・圧力で充填して点火することにより,ノズル部から圧力波がボイラー内に放出し,この圧力波により発生した風圧,振動で,水冷壁・過熱器,エコノマイザ表面に付着したダスト除去を行うものである。水噴射クリーニングでは,スプレーイングヘッドが放射伝熱室頂部から底部までを数分間で下降,上昇し,広範囲のボイラー水冷壁を清掃することが可能である。