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J-GLOBAL ID:201702259774460478   整理番号:17A1186300

腫瘍プロモーションにより産生される肝細胞癌および前癌病変における遺伝子産物のダウンレギュレーションを示す肝発癌チオアセトアミドを用いた28日間処理後のラット肝臓における後成的にダウンレギュレートされるTmem70とUbe2e2の同定【Powered by NICT】

Identification of epigenetically downregulated Tmem70 and Ube2e2 in rat liver after 28-day treatment with hepatocarcinogenic thioacetamide showing gene product downregulation in hepatocellular preneoplastic and neoplastic lesions produced by tumor promotion
著者 (10件):
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巻: 266  ページ: 13-22  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0034B  ISSN: 0378-4274  CODEN: TOLED5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,肝発癌物質チオアセトアミド(TAA)で28日間処理したラットの肝臓におけるCpGアイランドマイクロアレイによるプロモーター領域過メチル化を示す遺伝子を同定した。47高メチル化遺伝子の中で,Hist1h2aa,Tmem70,Ube2e2,Slkはメチル化特異的定量的ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)とピロシーケンス分析また同様にTAAで処理したラットの肝臓におけるリアルタイム逆転写-PCR解析により転写レベルのダウンレギュレーションにより過剰メチル化を示すことを確認した。4選択された遺伝子の全ての遺伝子産物は2段階肝発癌モデルにおけるTAA促進ラット肝臓におけるグルタチオンS-トランスフェラーゼ胎盤型(GST P)~+病巣の亜集団における陰性肝細胞病巣を形成する免疫反応性低下を示した。それらの中で,TMEM70とUBE2E2は全ての調べたTAA,β-ナフトフラボン,ピペロニルブトキシド,フェンベンダゾールとフェノバルビタールの促進によるGST-P~+病巣における負の病巣の発生率増加を示したが,HIST1H2AAとSLKは,すべての促進処理に応答しなかった。TAAによる腫瘍促進の後期段階では,TMEM70またはUBE2E2のダウンレギュレーションとGST-P~+増殖性病変の発生率は肝細胞病巣より腺腫と癌で高かった。TMEM70はミトコンドリア酸化的りん酸化の役割を果たし,UBE2E2は細胞周期調節蛋白質の安定化に関与する。,著者らの結果は,肝発癌物質処理後28日の早い時期から細胞増殖を促進する解糖と異常な細胞周期調節に酸化的リン酸化から細胞呼吸の代謝シフトを示唆する異常な後成的遺伝子ダウンレギュレーションは腫瘍発生に寄与することを示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 

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