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J-GLOBAL ID：201702259800320372   整理番号：17A0762830

カプセル化カーボン量子ドットに基づく熱応答性ミクロゲル

Thermo-responsive microgels based on encapsulated carbon quantum dots

著者 (10件)： Campos Bruno B. (Centro de Investigacao em Quimica, Departamento de Quimica e Bioquimica, Faculdade de Ciencias da Universidade do Porto, Porto, Portugal) ,  MutavdZic Dragosav ,  Stankovic Mira ,  Radotic Ksenija ,  Lazaro-Martinez Juan M. ,  Esteves da Silva Joaquim C. G. ,  Contreras-Caceres Rafael ,  Pino-Gonzalez M. Soledad ,  Rodriguez-Castellon Enrique ,  Algarra Manuel
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 41  号： 12  ページ： 4835-4842  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,水熱法を用いてd-ラクトースからカーボン量子ドット(CQD)ナノ粒子を合成し,それをポリエチレングリコールで被覆する(CQDs@PEG)。これらの粒子は,~4nmという平均粒径を有する単分散球状形態を示す。核磁気共鳴(NMR)およびFourier変換赤外(FTIR)分光法は,CQDの表面上へグラフトしたエチレングリコールからのヒドロキシル基の存在を示した。そして,それはPEGがナノ粒子の表面へ共有結合したことを確認する。蛍光分析は,PEG被覆後495nmで発光のシフトを示す。熱応答性pNIPAMミクロゲルに修飾カーボンドットを導入した。生じたpNIPAM-CQD@PEGハイブリッド系は興味深い蛍光特性を示す。透過型電子顕微鏡法(TEM),蛍光顕微鏡法,およびエネルギー分散X線(EDX)分光法は,ミクロゲルへのCQD粒子の取り込みを確認する。最後に,動的光散乱(DLS)分析は,pNIPAMに基づくさらなるハイブリッドミクロゲルがイオン成分を有する系のものと同様の転移温度で熱応答性であることを確認する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *カプセル封じ ,  *量子ドット ,  *炭素 ,  *熱応答 ,  *ミクロゲル ,  水熱合成 ,  ナノ粒子 ,  ポリエチレンオキシド ,  粒径 ,  単分散系 ,  球状 ,  赤外吸収スペクトル ,  ヒドロキシ基 ,  共有結合 ,  蛍光分析 ,  ポリイソプロピルアクリルアミド ,  電子顕微鏡観察 ,  光学顕微鏡法 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  動的光散乱 ,  転移温度 ,  CP-MASNMR ,  炭素13NMR ,  陽子磁気共鳴 ,  X線光電子分光法 ,  発光スペクトル ,  直径
準シソーラス用語： *カプセル化【物質】 ,  *カーボン量子ドット ,  ポリエチレングリコール ,  平均粒径 ,  FTIRスペクトル ,  ヒドロキシル基 ,  PNIPAM ,  透過型電子顕微鏡観察 ,  蛍光顕微鏡観察 ,  C13NMR ,  HETCOR ,  1H-NMR ,  XPS ,  流体力学的直径

分類 (5件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  少糖類  (CF10053Y) ,  ポリエーテル  (YH07050T) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (1件)： D-ラクトース

タイトルに関連する用語 (4件)： カプセル化 ,  カーボン量子ドット ,  熱応答性 ,  ミクロゲル