文献
J-GLOBAL ID:201702259835252694   整理番号:17A1452299

A型解離におけるアーチ修復のための安全である低体温と選択的順行性脳潅流【Powered by NICT】

Hypothermia and Selective Antegrade Cerebral Perfusion Is Safe for Arch Repair in Type A Dissection
著者 (5件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 767-772  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0563B  ISSN: 0003-4975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中程度の低体温循環停止を伴う片側性選択的順行性脳潅流は急性A型大動脈解離の手術中の脳を保護するための安全で効果的な方法であることが示されている。本研究では,急性A型大動脈解離の緊急修復術施行患者における拡張大動脈弓部再建後の臨床転帰に及ぼすこの脳保護戦略の影響を評価した。中程度低体温循環停止と選択的順行性脳灌流を用いた急性A型解離に対する手術を受けた患者の米国学術センターで2004年から2016年まで,後ろ向きにレビューした。患者データを,胸部外科学会(STS)制度的データベースと患者カルテから抽出した。コホートは弓部置換術の程度に基づいて確立した:半弓状群と横アーチ群を作成した。事象の不足のために,リスクスコアは予測因子としての30日死亡率とロジスティック回帰モデルを用いて転帰と術前変数として推定され,潅流障害のような非STS変数を含んでいた。術後転帰を推定しリスクスコアの回帰分析で調整した。全体で,342名の患者が登録基準に合致し,分析(299半弓状,43横アーチ)のために含めた。平均年齢は55.4歳群(p=0.79)間で差はなかった。術前併存疾患,以前の脳卒中,糖尿病,腎不全を含む,群(p>0.2)間でも類似していた。院内死亡率は,全コホート(11.7%半弓状,9.3%横アーチ;P=0.60)に対して11.7%であった,永久脳卒中率は7.3%であった(7.7%半弓状,横アーチ4.3%;P=0.47)。中央循環停止時間は38.9±19.2分であった(35.0±13.2半弓状,65.1±30.1横アーチ;p<0.0001)。最低中央値循環停止温度が25.9°±3.1C°と群(25.9°±3.2°C半弓状,26.2°±2.6°C横アーチ;P=0.50)間で差はなかった。非補正解析では,半弓状群と比較した場合,横アーチ群で観察された手術死亡率,一時的な神経学的機能障害,脳卒中,または腎不全の増加は認められなかった。これらの結果は調整分析を施行した時に持続した。中程度の低体温循環停止を伴う片側性選択的順行性脳潅流は急性A型大動脈解離の緊急外科的修復時の脳保護のための安全な戦略であり,限定及び大規模両方の大動脈弓部再建のための等価結果を提供した。これらのデータに基づいて,片側性の選択的順行性脳潅流及び中等度低体温循環停止は,この急性期における脳保護のための最適戦略を代表するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系疾患の外科療法 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る