抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鋼橋の防食対策として,さび鋼板面へのコールドスプレー(CS)法の適用を検討した。さび鋼板面に対して,鋼材よりも卑な電位を持ち犠牲防食が期待できる亜鉛粒子とアルミナ粒子の混合粒子を用いたCSを適用した。さび鋼板面に形成する防食皮膜の密着メカニズムの解明を目的とし,断面観察,密着力試験,および腐食促進試験を行った。CSによる皮膜厚は,亜鉛比率40%以上で目標皮膜厚100μm以上を確保できることが分かった。皮膜の密着力は,アルミナ配合比率40%以上で鏡面仕上げ鋼板上の亜鉛単体皮膜の密着力と同等程度であることを確認した。アルミナ配合比率30%以下では除錆処理能力の低下により,密着力も著しく低下した。