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J-GLOBAL ID：201702259897122646   整理番号：17A1181416

歴史的に木炭濃縮土壌における下部残さの分解は有機物の吸着増加に関連している【Powered by NICT】

Lower residue decomposition in historically charcoal-enriched soils is related to increased adsorption of organic matter

著者 (3件)： Kerre Bart (Division of Soil and Water Management, KU Leuven, Kasteelpark Arenberg 20, 3001 Heverlee, Belgium) ,  Willaert Bernd (Division of Soil and Water Management, KU Leuven, Kasteelpark Arenberg 20, 3001 Heverlee, Belgium) ,  Smolders Erik (Division of Soil and Water Management, KU Leuven, Kasteelpark Arenberg 20, 3001 Heverlee, Belgium)
資料名： Soil Biology & Biochemistry  (Soil Biology & Biochemistry)
巻： 104  ページ： 1-7  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0628A  ISSN： 0038-0717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の野外観察は炭以外の得られた土壌の蓄積のために,木炭で改良した土壌における増加した土壌炭素(C)隔離は,C.示した。か,または歴史的にない木炭に富む土壌の炭以外の由来のCの無機化を比較し,分析した。トウモロコシ藁(~13C)は,歴史的な木炭キルンと隣接する対照土壌で採取した耕地土壌試料に添加した。呼吸は,227日間実験室条件下でモニターした。土壌中の木炭は有意に総土壌呼吸(1905対1984mgC kg~( 1))を低下させた。~13C添加されたトウモロコシC(AMC)の無機化は,トウモロコシ藁の添加後の最初の週における木炭の影響を受けなかったが,差は227日(70対62%,P<0.05)後の木炭濃縮された試料で顕著に低い石灰化画分をより長いインキュベーションで顕著になった。二画分の無機化モデルは,不安定な画分とその分解に及ぼす木炭効果を明らかにしなかったが,AMCの安定画分は大きく,木炭の存在下でゆっくり分解した。土壌乾燥-再湿潤イベント(35日)は,隣接する土壌の場合のように,木炭濃縮において同程度に呼吸を増加させた。とは対照的に,間隙水の溶存有機炭素(DOC)は,隣接する土壌より木炭濃縮で有意に低かった。くん蒸遠心分離により決定した微生物バイオマス-C(MBC)は木炭濃縮され,隣接する土壌(309mg対266mg MBC kg~( 1))間で有意差はなかった。草地土壌から抽出されたDOCによる土壌吸着実験は土壌木炭濃度の増大とともに大きくDOCの収着を明らかにした。本研究では,木炭富化土壌中の炭以外のCの減少したC無機化はより難分解性有機物の収着強化よりもむしろ低いMBCに関連する最も可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土壌呼吸 ,  草地土 ,  湿潤 ,  *木炭 ,  遠心分離 ,  土壌炭素 ,  間隙水 ,  農地 ,  *有機物 ,  インキュベート ,  収着 ,  *吸着 ,  無機化
準シソーラス用語： バイオチャー ,  微生物バイオマス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： バイオチャー ,  土壌炭素隔離 ,  プライミング効果 ,  微生物バイオマス ,  炭素動力学 ,  溶存有機炭素

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 歴史 ,  木炭 ,  濃縮 ,  土壌 ,  残さ ,  分解 ,  有機物 ,  吸着