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J-GLOBAL ID:201702259904528498   整理番号:17A0210414

好気性でグルコースを限定したケモスタット培養におけるSaccharomyces cerevisiaのフマル酸輸送と代謝

Transport and metabolism of fumaric acid in Saccharomyces cerevisiae in aerobic glucose-limited chemostat culture
著者 (4件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 145-161  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: B0587A  ISSN: 0749-503X  CODEN: YESTE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近年,研究は,より良い生産物回収のために好ましくは低pHでの発酵を介して,再生可能原料からフマル酸および他の関連有機酸を工業スケールで生産することに注目している。しかし,低pHでは細胞外の酸の大部分が非解離形態で存在し,親油性で細胞内へ拡散し得る。S. cerevisiaeにおける好気条件での高いフマル酸の濃度の影響に関してはこれまで研究されておらず,これは,工業レベルでの生産に関する研究の関連問題である。ここで,培養pH3.0(pH < pK)でのグルコース限定ケモスタット培養におけるS. cerevisiaeのフマル酸の吸収と代謝を研究した。異なる細胞外レベルのフマル酸で定常状態に達し,流加培地に異なる量のフマル酸を添加することによって得られた。フマル酸を排出することができるかどうかを調査するために,野生型のS. cerevisiae CEN.PK 113-7DおよびAspergillus niger由来の異種ジカルボン酸トランスポーター(DCT-02)を発現する改変S. cerevisiae ADIS 244を用いて実験を実行した。非解離形態の受動拡散を介して,フマル酸は細胞に入る可能性が高いことを観察した。培地中のフマル酸の約3分の2がグルコースととも代謝した。代謝フラックス解析から,増加したATPの消費は,おそらくABCトランスポーターを介したフマル酸塩の排出を介して,フマル酸塩の細胞内濃度が高いときにのみ観察された。フマル酸の工業レベルでの生産に関するこれらの結果の影響について議論する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  微生物代謝産物の生産 
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