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J-GLOBAL ID：201702259922246464   整理番号：17A0028937

MELLLA+BWR/5に対する緊急停止のない不安定性を伴う予想される過渡現象のTRACE/PARCSによる解析

TRACE/PARCS Analysis of Anticipated Transient Without Scram with Instability for a MELLLA+ BWR/5

著者 (6件)： CHENG L.-Y. (Brookhaven National Lab., New York) ,  BAEK J. S. (Brookhaven National Lab., New York) ,  CUADRA A. (Brookhaven National Lab., New York) ,  ARONSON A. (Brookhaven National Lab., New York) ,  DIAMOND D. (Brookhaven National Lab., New York) ,  YARSKY P. (U.S. Nuclear Regulatory Commission, Washington District of Columbia)
資料名： Nuclear Technology  (Nuclear Technology)
巻： 196  号： 2  ページ： 238-247  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： C0265B  ISSN： 0029-5450  CODEN： NUTYBB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の規制の目的は,出力/流れの大きな振動を伴う不安定なMELLA+沸騰水反応炉(BWR)の,緊急停止のない予想される過渡的事象(ATWS)に対し,TRACE/PARCSを応用することである。MELLA+領域の操作が,出力/流量比の高い状態の進展による,ATWS現象の結果を増幅させ,再循環ポンプの故障に至る。本研究では,MELLA+条件で運転中のタービンの故障に発する,ATWSに対するBWR/5の反応を解析した。3つのATWS-Iの事例を結合コードシステムTRACE/PARCSを用いて検討した。解析の結果,以下の点が明らかになった。1.最も深刻な反応炉の不安定は,過熱状態のピーク(PHE)で生じる。2.TRACEの解析は,緊急時の処理ガイドラインに従った,オペレータの手動動作が不安定な出力振動をおさえるのに効果的である。TRACEの解析によれば,PHEの極限状態では1478Kの燃料ダメージの閾値を越えてしまう。

シソーラス用語： *スクラム ,  *不安定性 ,  *過渡現象 ,  *BWR型原子炉 ,  *原子炉制御 ,  計算機コード ,  ATWS
準シソーラス用語： 原子炉緊急停止 ,  沸騰水型原子炉 ,  再循環流量制御

分類 (2件)： 水冷却型原子炉  (MD03010B) ,  原子炉冷却系  (MD04040P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 緊急停止 ,  不安定性 ,  予想 ,  過渡現象 ,  解析