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J-GLOBAL ID:201702259947270257   整理番号:17A1429421

鼻ポリープを伴う慢性鼻副鼻腔炎における肥満細胞の分布,サブタイプ個体群およびIgE正値性【Powered by NICT】

Distribution, subtype population, and IgE positivity of mast cells in chronic rhinosinusitis with nasal polyps
著者 (8件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 120-128  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1149A  ISSN: 1081-1206  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鼻ポリープ(CRSwNP)を伴う慢性鼻副鼻腔炎はアジア人集団における2亜型に分類されている:好酸球性慢性副鼻腔炎(ECRS;西洋諸国におけるCRSwNPに類似)と非ECRS(炎症ヘルパーT細胞1型による支配を特徴とする)。CRSwNPの病因と肥満細胞の役割はほとんど理解されていない。CRSwNPの二つのサブタイプにおける肥満細胞の分布,表現型と免疫グロブリンE(IgE)陽性を検討した。CRSwNP患者と対照者から鼻組織を収集した。肥満細胞プロテアーゼのトリプターゼとキマーゼのmRNAはリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて測定し,各タイプのプロテアーゼ陽性肥満細胞の分布を免疫組織化学と免疫蛍光法を用いて検討した。肥満細胞上のIgE分布はIgEとトリプターゼの二重免疫蛍光染色を用いて測定した。トリプターゼmRNAの発現は,対照と比較してCRSwNPの2種類の亜型患者の鼻ポリープで有意に増加した。免疫組織化学は,上皮,腺,ECRSポリープの粘膜下にトリプターゼ陽性肥満細胞数の増加を示したが,トリプターゼ及びキマーゼ陽性肥満細胞の数は,非ECRSポリープの腺,粘膜下に増加した。IgE陽性肥満細胞はECRSポリープの上皮,腺,および粘膜下領域において豊富であったが,数は,非ECRSポリープで検出された。本研究は肥満細胞の分布,サブタイプ集団とIgE陽性であるECRSと非ECRS鼻ポリープの間で異なることを示した。著者らの結果は,ECRSの病因におけるIgE媒介肥満細胞活性化の役割を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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酵素一般  ,  遺伝子発現  ,  耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患  ,  細胞生理一般 

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