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J-GLOBAL ID:201702259968445038   整理番号:17A1626436

CRISPRノックCTLA-4からは細胞傷害性Tリンパ球の抗腫瘍活性を増強する【Powered by NICT】

CRISPR knock out CTLA-4 enhances the anti-tumor activity of cytotoxic T lymphocytes
著者 (8件):
資料名:
巻: 636  ページ: 36-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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T細胞媒介抗腫瘍免疫は,癌免疫監視において重要な役割を果たす。細胞傷害性Tリンパ球関連蛋白質4(CTLA 4)は活性化T細胞と制御性T細胞で主として発現している蛋白質受容体である。CTLA-4はリガンド結合のためのCD28と競合し,T細胞活性化を減弱する阻害シグナルを生成する。CTLA-4媒介免疫抑制チェックポイントの遮断は抗腫瘍免疫の強化と関連している。本研究では,著者らはCRISPR-Cas9システムを用いた細胞傷害性Tリンパ球(CTL)からノックアウト(KO)CTLA-4とCTLの抗腫瘍活性に及ぼすその効果を評価した。CTLA-4KO CTLは対照と比較して40%腫瘍細胞死を確実に増強と腫瘍細胞のアポトーシスとカスパーゼ活性を促進した。CTLA-4のノックアウトは,CTLのTNF-αとIFN-γ分泌をおよそ2倍増加させた。CTLの抗腫瘍活性を増強におけるCTLA-4KOの有効性はマウス異種移植モデルを用いてin vivoで検証した。CTLA-4KO CTLで処理した異種移植マウスは対照群と比較して抑制され腫瘍増殖および生存延長を示した。著者らのデータは,CRISPR標的化CTLA-4免疫チェックポイントはCTLの抗腫瘍活性を著しく改善することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学  ,  人類学  ,  遺伝的変異 

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