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J-GLOBAL ID：201702260052700385   整理番号：17A1361405

金型機能を高める最新の表面技術 メーカー事例 6 潤滑剤 ダイクロナイト処理を活用したエジェクタピン,入れ子の耐久性,生産性向上

著者 (1件)： 今泉亮太郎 (豊実精工)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 32  号： 12  ページ： 050-053  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイクロナイト処理は,1960年代にNASAの月面調査プログラムの一環として,真空環境下かつ広範囲の温度環境下において,ドライで潤滑させるために開発されたのが始まりである。その後,エアロスペースや航空機軍需産業をはじめとする民間企業に活用されてきた。そこで本稿では,このダイクロナイト処理を紹介した。まず,ダイクロナイト処理の仕様(二硫化タングステン系のパウダをワークに吹付け均一な膜を形成,薄膜均一性0.3~0.5μmが特徴)について述べた。次に,超低摩擦の特徴を有するダイクロナイト処理の適用状況(自動車・モータスポーツ業界,航空機・軍需産業,食品加工産業,機械装置産業,およびプラスチック成形・金型産業)を紹介した。最後に,改善事例(プラスチック成形金型部品メーカの事例として入れ子[剥離寿命を大幅改善],エジェクタピン[冷却時間の大幅短縮],プラスチック成形ヒートシールピン[生産性28%改善])について述べた。

シソーラス用語： *金型 ,  *表面処理 ,  *潤滑剤 ,  タングステン化合物 ,  多硫化物 ,  生体適合性 ,  摩擦係数 ,  反応速度 ,  酸化 ,  食品加工 ,  航空機 ,  自動車 ,  機械工業 ,  埋込み【挿入】 ,  エゼクタ ,  ヒートシール
準シソーラス用語： ガス発生 ,  ダイクロナイト ,  二硫化タングステン ,  入れ子

分類 (2件)： プラスチック被覆  (WC08060U) ,  潤滑法  (QB02020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金型 ,  メーカー ,  潤滑剤 ,  活用 ,  エジェクタピン ,  生産性向上