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J-GLOBAL ID：201702260059679183   整理番号：17A1173389

一重項スカラー場を持つ模型における一次相転移を探索するための重力波とH iggsボソン結合【Powered by NICT】

Gravitational waves and Higgs boson couplings for exploring first order phase transition in the model with a singlet scalar field

著者 (5件)： Hashino Katsuya (Department of Physics, University of Toyama, 3190 Gofuku, Toyama 930-8555, Japan) ,  Kakizaki Mitsuru (Department of Physics, University of Toyama, 3190 Gofuku, Toyama 930-8555, Japan) ,  Kanemura Shinya (Department of Physics, University of Toyama, 3190 Gofuku, Toyama 930-8555, Japan) ,  Ko Pyungwon (School of Physics, KIAS, Seoul 02455, Republic of Korea) ,  Matsui Toshinori (School of Physics, KIAS, Seoul 02455, Republic of Korea)
資料名： Physics Letters. B  (Physics Letters. B)
巻： 766  ページ： 49-54  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0779A  ISSN： 0370-2693  CODEN： PYLBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実一重項スカラー場を持つ強く拡張H iggs模型における電弱1次相転移に起因する重力波のスペクトルを計算した。気泡核形成速度を計算するために,著者らは二磁場解析を行い,有限温度での1ループ有効ポテンシャルを用いての真と偽の真空を結ぶバウンス解を評価した。バリオン生成に対する熱平衡からの逸脱のSakharov条件を課して,モデルのパラメータの許容領域を調査した。初期宇宙における電弱泡衝突で生成された重力波,音波,気泡壁衝突とプラズマ乱流を調べた。ピーク周波数での強度はeLISA,DECIGOとBBOのような将来の衛星重力干渉計で検出するに十分な大きさとなることを見出した。種々のHiggsボソン結合の予測偏差は零温度で評価し,が十分に大きいことを示した。,このモデルにおける強い一次電弱相転移はLHCでの種々のHiggsボソン結合の精度研究,将来のレプトンコライダーでの3重Higgsボソン結合の測定と将来の重力干渉計で検出可能な重力波のスペクトルの形状の組合せにより試験することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ボソン ,  干渉計 ,  初期宇宙 ,  *一重項 ,  スペクトル ,  Higgsボソン ,  気泡 ,  有効ポテンシャル ,  *スカラー場 ,  熱平衡 ,  偽の真空 ,  *第一種相転移 ,  *重力 ,  *相転移
準シソーラス用語： バウンス解 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A) ,  宇宙論  (DB07000D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 一重項 ,  スカラー場 ,  模型 ,  一次相転移 ,  探索 ,  重力波 ,  ボソン