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J-GLOBAL ID：201702260073379122   整理番号：17A1241440

クリプトフィシン:腫瘍ターゲッティングのための可能性を持つ細胞毒性シクロデプシペプチド【Powered by NICT】

Cryptophycins: cytotoxic cyclodepsipeptides with potential for tumor targeting

著者 (4件)： Weiss Christine (Organic and Bioorganic Chemistry, Department of Chemistry, Bielefeld University, PO Box 100131, 33501, Bielefeld, Germany) ,  Figueras Eduard (Organic and Bioorganic Chemistry, Department of Chemistry, Bielefeld University, PO Box 100131, 33501, Bielefeld, Germany) ,  Borbely Adina N. (Organic and Bioorganic Chemistry, Department of Chemistry, Bielefeld University, PO Box 100131, 33501, Bielefeld, Germany) ,  Sewald Norbert (Organic and Bioorganic Chemistry, Department of Chemistry, Bielefeld University, PO Box 100131, 33501, Bielefeld, Germany)
資料名： Journal of Peptide Science  (Journal of Peptide Science)
巻： 23  号： 7-8  ページ： 514-531  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0824A  ISSN： 1075-2617  CODEN： JPSIEI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クリプトフィシンはシアノバクテリアから分離した16員環高度に細胞毒性大環状デプシペプチドの一種である。生物活性はチューブリンと相互作用する能力に基づいている。は微小管動力学を妨害し,正しい有糸分裂紡錘体,細胞周期停止およびアポトーシスを引き起こすを形成する微小管を妨げる。パクリタキセルとビンブラスチンのそれらと比較して100倍から1000倍効力との強い抗増殖活性が観察された。クリプトフィシンは非常に有望な薬物候補である,それらの生物学的活性は,P-糖蛋白質,多剤耐性癌細胞系および固形腫瘍で一般的に見られる薬物排出システムによって負の影響を受けない。クリプトフィシン52は第II相臨床試験で調べたが,その高神経毒性のために失敗した。最近,ペプチドおよび抗体を用いたクリプトフィシン複合体は,腫瘍治療における標的デリバリーのために開発した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 固形腫瘍 ,  アポトーシス ,  微小管 ,  複合体 ,  生物活性 ,  *ターゲティング ,  多剤耐性 ,  紡錘体 ,  チューブリン ,  *細胞毒性 ,  腫瘍細胞 ,  *デプシペプチド ,  脂肪酸 ,  窒素複素環化合物 ,  インドールアルカロイド ,  架橋化合物 ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ジオール ,  ヒドロキシ酸 ,  脂環式化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  オレフィン化合物 ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール

著者キーワード (9件)： 天然物 ,  depsipeptide ,  全合成 ,  生物活性 ,  SAR ,  抗有糸分裂剤 ,  薬物複合体 ,  バイオコンジュゲーション ,  弾頭の

分類 (3件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

物質索引 (3件)： ビンブラスチン ,  パクリタキセル ,  クリプトフィシン

タイトルに関連する用語 (6件)： クリプトフィシン ,  腫瘍 ,  ターゲッティング ,  可能性 ,  細胞毒性 ,  シクロデプシペプチド