文献

J-GLOBAL ID：201702260096696559   整理番号：17A1767292

二酸化炭素とギ酸エステル/ギ酸と相互転換のためのPd-Sn合金電極触媒

Pd-Sn Alloy Electrocatalysts for Interconversion Between Carbon Dioxide and Formate/Formic Acid

著者 (7件)： HWANG Eunkyoung (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Hoyoung (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Hyanjoo (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  LIM Taeho (Soongsil Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Yong-Tae (Pusan National Univ., Busan, KOR) ,  AHN Sang Hyun (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Soo-Kil (Chung-Ang Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 17  号： 10  ページ： 7547-7555  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,二酸化炭素(CO₂)回収技術が盛んに研究されている。代表的なものとして,CO₂を燃料などの有用な化学物質へ転換する技術開発が挙げられる。なかでも,触媒を使った電気化学的な方法が環境的にも優しく有望であると考えられている。本研究では,Pd-Sn合金電極触媒を用いたCO₂とギ酸エステル/ギ酸と相互転換について報告する。Pd-Sn触媒は,Snの含有量に依存して,異なるモルフォロジーと組成を示した。また,Sn含有量が増すと,CO₂還元とギ酸酸化に対する活性度が増した。作成したPd-Sn合金電極触媒の安定性は低いが,熱処理を施すと酸化還元機能と安定性が増した。なかでも,水素雰囲気下で熱処理した合金Pd₄₅Sn₅₅は最も安定で,しかも優れた触媒性能を示した。

シソーラス用語： *二酸化炭素回収 ,  *カルボン酸エステル ,  *脂肪族カルボン酸 ,  *相互変換 ,  電極触媒 ,  モルフォロジー ,  熱処理 ,  カソード還元
準シソーラス用語： *ギ酸エステル ,  相互転換 ,  電気化学還元

分類 (1件)： 電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 二酸化炭素 ,  ギ酸エステル ,  ギ酸 ,  相互転換 ,  Pd ,  Sn合金 ,  電極触媒