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J-GLOBAL ID：201702260098960607   整理番号：17A1640333

リグノセルロース系バイオマスのための効率的な前処理溶媒としてのイオン性液体【Powered by NICT】

Ionic liquids as efficient pretreatment solvents for lignocellulosic biomass

著者 (8件)： Wang Fu-Ling (College of Life Science, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China. [e-mail]) ,  Li Shuang ,  Sun Yi-Xin ,  Han Hui-Ying ,  Zhang Bi-Xian ,  Hu Bao-Zhong ,  Gao Yun-Fei ,  Hu Xiao-Mei
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 76  ページ： 47990-47998  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース系バイオマスのイオン液体(IL)支援前処理は広く研究されている。セルロースとヘミセルロースはバイオ燃料のための糖の豊富な資源である。リグニンは芳香族ベースプラットフォーム化学物質のための貴重な原料である。本研究では,一連のイオン性液体(ILs)の一段階合成で調製し,リグノセルロースを前処理するためにそれらの活性を調べた。リグニン(61.0%と60.4%)の高収率はポプラの[Hpy]Clおよび[Hmim]Cl前処理によって達成された。51.7%と50.3%のリグニン収率は,竹の[Hpy]Clおよび[Hnmp]Cl前処理で得られた。酵素的加水分解は[Hmim]Cl前処理[Hpy]Cl前処理と再生竹で再生ポプラから観察された。単離画分をFTIR(Fourier変換赤外)分光法によって特性化した。SEM(走査電子顕微鏡)およびXRD(X線回折)は,セルロース材料を調べた。2D~1H~13C異核単一量子コヒーレンス(HSQC)核磁気共鳴(NMR)分光法を用いて,リグニン画分を分析した。これらのイオン性液体はリグノセルロースからリグニンを抽出バイオ燃料のためのセルロースの豊富な材料を得るために特に有効であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *イオン液体 ,  リグニン ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *セルロース ,  キャラクタリゼーション ,  *前処理 ,  ヘミセルロース ,  *リグノセルロース ,  走査電子顕微鏡 ,  ハコヤナギ属 ,  生物燃料 ,  X線回折
準シソーラス用語： HSQC ,  酵素加水分解 ,  *リグノセルロース系バイオマス , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (3件)： リグノセルロース系バイオマス ,  溶媒 ,  イオン性液体