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J-GLOBAL ID：201702260100464334   整理番号：17A1607111

晶析法による養豚廃水中の窒素,リン,カリウム同時回収の生物処理への影響

Infuluence of Simultaneously Recovering Ammonium, Phosphorous and Potasium by Crystallization from Swine Wastewater on Biological Treatment

著者 (4件)： 土手裕 (宮崎大) ,  小田宮歌 (宮崎大) ,  小田宮歌 (修成建設コンサルタント) ,  関戸知雄 (宮崎大)
資料名： 宮崎大学工学部紀要(Web)  (Memoirs of Faculty of Engineering, University of Miyazaki (Web))
号： 46  ページ： 25-30 (WEB ONLY)  発行年： 2017年07月31日 
JST資料番号： U0521A  ISSN： 0540-4924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本研究では,晶析処理により養豚廃水一次処理水中から窒素,リン,カリウムを同時回収した後の処理水を用いて,間欠曝気を用いた回分式の生物処理実験を行い,MAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)およびMPP(リン酸マグネシウムカリウム)を同時生成後の処理水が生物処理に与える影響を検討。
・得られた知見は,1)晶析処理の際に加えた塩化マグネシウム溶液,水酸化ナトリウムにより処理原水中のCl,Na濃度は生物処理に阻害を起こすとされる濃度となったが,間欠曝気を用いた回分式の生物処理において阻害は認められないことを確認。
・2)pH9.5であっても阻害は認められず,逆にTOC,T-Nの分解が促進されることを確認。
・養豚廃水の生物処理前に,晶析法による窒素,リン,カリウムの同時回収を行ってもその後の生物処理には支障がないことを確認。

シソーラス用語： 汚水 ,  *結晶化 ,  *生物学的水処理 ,  *エアレーション ,  TOC【炭素】 ,  窒素 ,  リン ,  カリウム ,  塩化マグネシウム ,  水酸化ナトリウム
準シソーラス用語： *間欠曝気 ,  *晶析 ,  *生物学的処理 ,  全窒素 ,  豚舎汚水

分類 (3件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  農業廃棄物の廃水処理  (FB07020B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 晶析法 ,  養豚 ,  廃水 ,  窒素 ,  リン ,  カリウム ,  生物