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文献
J-GLOBAL ID:201702260142109596   整理番号:17A0234109

酸素分子のスピン-回転状態制御と表面反応解析への応用

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 57-66  発行年: 2017年02月15日 
JST資料番号: F0158B  ISSN: 0454-4544  CODEN: KOTBA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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酸素分子のスピン-回転結合について解説した後,酸素分子ビームのO2吸着反応への応用例を紹介する。酸素分子の磁気モーメントは,2個の不対電子のスピンに由来するが,分子中心に対する原子核回転の角運動量の影響も受ける。したがって,磁場によって分子軸方位分布とスピン状態が十分に定義された量子状態の選別が可能である。この磁場選別法と超音速分子ビーム法を組み合わせれば,量子状態選別O2ビームを生成できる。このビームを利用した実験から,酸素吸着確率が分子の向きやスピン状態に大きく依存すること,これらの知見がO2と表面の相互作用の理解や反応機構解明に有効であることが明らかになった。吸着反応立体効果は吸着確率が低い場合に強力な手段となる。スピンは磁性体表面への吸着で重要な役割を果たすのみならず,非磁性体表面に低い確率ではあっても吸着する原因となっている可能性もある。本ビームは今後,これらの反応機構の解明や相互作用理解に大いに役立つと期待される。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子ビーム,分子ビーム  ,  原子の電子構造  ,  吸着の電子論  ,  分子(原子)ビームとの相互作用 

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