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J-GLOBAL ID：201702260208008650   整理番号：17A0788679

ドローンの地質調査への活用 神城断層調査におけるドローン活用事例

著者 (1件)： 石黒聡士 (愛知工大 地域防災研究セ)
資料名： 地質と調査
号： 1  ページ： 15-20  発行年： 2017年04月20日 
JST資料番号： X0826A  ISSN： 0913-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2014年の長野県北部地震は,神城断層の活動により引き起こされ,地表地震断層の出現,地盤変状が認められ,低断層崖,褶曲崖の形成が報告された。本研究では,ドローン(UAV)搭載デジタルカメラにより,本地震に伴い発生した地表地震断層を空撮した。本稿では,UAVによる地震断層撮影,GCP(地上基準点)計測,SfM-MVS解析による細密地形モデル作成,DSM(数値表層モデル)精度検証について述べた。UAV空撮データから得られるDSM作成手法は,迅速,より高解像度データを機動的に取得できる利点を示した。

シソーラス用語： プレート内地震 ,  *地震断層 ,  震災 ,  長野県 ,  *無人機 ,  *地表地質調査 ,  地表面 ,  空中写真測量 ,  ディジタル画像 ,  画像補正 ,  分解能 ,  基準点測量 ,  モデリング ,  解析モデル ,  SfM【画像処理】
準シソーラス用語： DSM ,  オルソ画像 ,  画像解像度 ,  *地表地震断層 ,  長野県北部地震

分類 (2件)： 航空機  (QK06000K) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (9件)：

• 廣内大助,杉戸信彦,清水龍来: 2014年11月22日長野県北部の地震(長野県神城断層地震)に伴う地表変位と活断層, 活断層研究, 41, pp.i-ii, 2014.
• F. Clapuyt, V. Vanacker, K. V. Oost : 2015. Reproducibility of UAV-based earth topography reconstructions based on Structure-from-Motion algorithms, Geomorphology, 260, pp.4-15. 2016
• M. A. Fonstad, J. T. Dietrich, B. C. Courville, J. L. Jensen, and P. E. Carbonneau : Topographic structure from motion: a new development in photogrammetric measurement, Earth Surface Processes and Landforms, 38 (4) , pp. 421-430, 2013
• 小花和宏之,早川裕弌,齋藤仁,ゴメスクリストファー: UAV-SfM手法と地上レーザ測量により得られたDSMの比較, 写真測量とリモートセンシング, 53(2), pp.67-74, 2014.
• T. Rosnell, and E. Honkavaara : Point cloud generation from aerial image data acquired by a quadrocopter type micro unmanned aerial vehicle and a digital still camera, Sensors (Basel) , 12 (1) , pp. 453-480, 2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： ドローン ,  地質調査 ,  活用 ,  神城断層 ,  調査