文献

J-GLOBAL ID：201702260244933476   整理番号：17A1714449

穿頭避難後の残存硬膜下血腫の管理輸液療法の役割と文献のレビュー【Powered by NICT】

Management of residual subdural hematoma after burr-hole evacuation. The role of fluid therapy and review of the literature

著者 (4件)： Montano Nicola (Institute of Neurosurgery, Catholic University, Rome, Italy) ,  Stifano Vito (Institute of Neurosurgery, Catholic University, Rome, Italy) ,  Skrap Benjamin (Institute of Neurosurgery, Catholic University, Rome, Italy) ,  Mazzucchi Edoardo (Institute of Neurosurgery, Catholic University, Rome, Italy)
資料名： Journal of Clinical Neuroscience  (Journal of Clinical Neuroscience)
巻： 46  ページ： 26-29  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3362A  ISSN： 0967-5868  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膨大な量の文献が慢性硬膜下血腫(SDH)の再発に関連する因子を検討する出版された。しかし,再発を防ぐために残留SDHの最良の医療管理に関する文献は僅かしか存在しない。さらに研究はほんの少ししか残留術後SDHの臨床的および放射線学的転帰を定量的に評価する。本研究では,著者らの知る限り,残留術後SDH輸液療法の効果の定量的転帰解析を用いた慢性SDHの最初のシリーズを報告した。さらに,関連文献を検討した。SDHの穿頭孔排出を受けた39患者(44 SDH; 12 F, 27 M)の臨床的と転帰データを精査した。平均年齢は76.97±7.77歳であった。全患者は最小3か月フォローアップ(FU)を有していた。術後に静脈内生理食塩水は全例で開始(2000mlの24時間で)と3日間投与した。水の1日当たり2Lの経口水和を開始し,外来で継続した。グラスゴー昏睡スケール(GCS),Karnofskyパフォーマンスステイタス(KPS),SDH容積と正中線偏位は術前,術後およびFUで評価した。術後,術前に比べてFU GCSとKPSで統計的に有意な改善を見出した。SDH容積と正中線偏位は,術後およびFUでも減少は統計的に有意であった。合併症は起こらなかった。1人の患者のみが,神経学的悪化のための3か月FUで再手術を必要とした。経口輸液療法は残留SDHのための安全かつ有効な治療である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 静脈 ,  放射線医学 ,  *硬膜下血腫 ,  *穿頭術 ,  再手術 ,  昏睡 ,  患者 ,  計算機トモグラフィー ,  投与 ,  安全性
準シソーラス用語： 生理食塩水 ,  フォローアップ ,  転帰 ,  慢性硬膜下血腫 ,  *輸液療法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 慢性硬膜下血腫の1例 ,  残留SDH処理 ,  輸液療法 ,  CTスキャン

分類 (1件)： 医用情報処理  (JE15030Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 穿頭 ,  避難 ,  残存 ,  硬膜下血腫 ,  輸液療法 ,  役割 ,  文献 ,  レビュー