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J-GLOBAL ID：201702260270831483   整理番号：17A0936744

強化された広域スペクトル抗菌活性を有する「クリック」化学によって合成したカチオン性peptidopolysaccharides【Powered by NICT】

Cationic peptidopolysaccharides synthesized by ‘click’ chemistry with enhanced broad-spectrum antimicrobial activities

著者 (10件)： Su Yajuan (Center for Biomedical Engineering and Regenerative Medicine, Frontier Institute of Science and Technology, Xi’an Jiaotong University, Xi’an 710054, China) ,  Tian Liang ,  Yu Meng ,  Gao Qiang ,  Wang Dehui ,  Xi Yuewei ,  Yang Peng ,  Lei Bo ,  Ma Peter X. ,  Li Peng
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 8  号： 25  ページ： 3788-3800  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多剤耐性(MDR)菌の出現と広がりは重篤な臨床問題,医療研究者の課題である。は新しい効果的な抗微生物分子を探索するために緊急に必要である。ここでは,細菌ペプチドグリカン模倣構造を持ち,多糖類(キトサン,CS)骨格上に,ε-ポリ-L-リシン(EPL),抗菌ペプチドをグラフトするために容易なチオール-エン「クリック」化学を用いた合成したカチオン性peptidopolysaccharides一連について報告した。これらCS g EPL共重合体はグラム陰性菌(大腸菌及び緑膿菌),グラム陽性菌(大便連鎖球菌とメチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)),および真菌(Candida albicansとFusarium solani)に対して増強された,選択的,広域スペクトルの抗細菌及び抗真菌活性を示した。機構研究は,CS g EPLはアニオン性微生物膜細胞死を破壊し,ほ乳類細胞膜を破壊する可能性が低いことを示した。さらに,CS_L g EPL_50%は哺乳類細胞と良好なin vitro生体適合性およびin vivo毒性の非常に少ない証拠を示した。最も重要なことは,CS g EPLはラットMRSA感染モデルにおける4.66のlog減少と強い抗微生物効果を示した。これらの優れた生物学的性質は,生物医学的応用におけるCS g EPLのための有望な展望を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 多剤耐性 ,  抗真菌作用 ,  緑膿菌 ,  ペプチドグリカン ,  生体適合性 ,  グラム陽性菌 ,  *抗細菌作用 ,  グラム陰性菌 ,  生物膜 ,  大便連鎖球菌 ,  キトサン ,  *カチオン ,  大腸菌 ,  MRSA
準シソーラス用語： 抗菌ペプチド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 単独重合  (CG04020S) ,  共重合  (CG04030D) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 強化 ,  広域 ,  スペクトル ,  抗菌活性 ,  クリック ,  化学 ,  カチオン