文献

J-GLOBAL ID：201702260277797240   整理番号：17A0702710

ブルーレイディスク記録可能およびブルーレイディスク格子構造により誘起された格子結合表面プラズモン共鳴増強有機光起電素子【Powered by NICT】

Grating-coupled surface plasmon resonance enhanced organic photovoltaic devices induced by Blu-ray disc recordable and Blu-ray disc grating structures

著者 (9件)： Nootchanat Supeera (Graduate School of Science and Technology, Niigata University, 8050, Ikarashi 2-nocho, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan. [e-mail]) ,  Pangdam Apichat ,  Ishikawa Ryousuke ,  Wongravee Kanet ,  Shinbo Kazunari ,  Kato Keizo ,  Kaneko Futao ,  Ekgasit Sanong ,  Baba Akira
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 15  ページ： 4963-4971  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,活性層の表面に回折格子の存在に起因する有機薄膜太陽電池(OSC)の高性能化を研究した。二種類の回折格子の周期格子(ブルーレイディスク記録可能:BD-R)と準ランダム格子(ブルーレイディスク:BD),は格子構造のためのマスタテンプレートとして使用した。格子構造はポリ(3 ヘキシルチオフェン) (P3HT):フェニル C_61 酪酸 メチル エステル(PCBM)膜の表面,太陽電池の活性層に導入した。格子構造の添加は光散乱により誘起されたP3HT:PCBMの吸収領域における光吸収の増加をもたらした。さらに,回折格子結合表面プラズモン共鳴は付加的な光吸収ピークを生成した。垂直入射角での非偏光の照射により,BD-R,BD太陽電池の短絡電流密度は11.05%と10.6%改良された。19.28%と3.21%の効率の改善もBD-R,BDデバイスで観察された。最後に,有限差分時間領域シミュレーション結果は,P3HT:PCBM層における増強された電場,特にBD-R OSCデバイスを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電場 ,  太陽電池 ,  活性層 ,  偏光 ,  *格子構造 ,  短絡電流 ,  光散乱 ,  回折格子 ,  エステル ,  光吸収 ,  短絡電流密度 ,  PCBM ,  有機太陽電池 ,  *有機光起電力素子 ,  *表面プラズモン共鳴法 ,  *ブルーレイディスク

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (8件)： ブルーレイディスク ,  記録可能 ,  格子構造 ,  誘起 ,  格子 ,  表面プラズモン共鳴 ,  増強 ,  有機光起電素子