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J-GLOBAL ID：201702260320800170   整理番号：17A1122797

周囲乱流中の蒸発過程に及ぼす液滴サイズの効果の実験的研究【Powered by NICT】

Experimental investigation of the effect of droplet size on the vaporization process in ambient turbulence

著者 (2件)： Verwey Cameron (Department of Mechanical Engineering, University of Manitoba, Winnipeg, MB R3T 5V6, Canada) ,  Birouk Madjid (Department of Mechanical Engineering, University of Manitoba, Winnipeg, MB R3T 5V6, Canada)
資料名： Combustion and Flame  (Combustion and Flame)
巻： 182  ページ： 288-297  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0104A  ISSN： 0010-2180  CODEN： CBFMAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,標準大気条件での乱流大気中の燃料蒸発過程に及ぼす液滴サイズの影響の実験的研究の結果を提示した。n-ヘプタンとn-デカンの単一液滴は室温と大気圧下で維持される送風機撹拌球形容器の中心に置かれた二ミクロ繊維の交点で形成され,蒸着された。液滴初期直径は145と730μmの範囲で変化した。0.25~1.5m/sの範囲の平均速度と強度約零で制御された等方性で均一な乱流場は八軸流ファンを用いて容器内部で発生する。結果は液滴正規化二乗直径は時間と共に線形的に変化し,全ての調べた条件でのd~2則の適用可能性を示唆した。より重要なことに,結果は,液滴初期直径を乱流環境での蒸発速度を決定する上で重要な寄与因子となっていることを明らかにした,蒸発速度は乱流強度と液滴サイズの両方と共に増加することが分かっている。しかし,液滴サイズは,静止(非流動)環境における蒸発速度に影響をもたらさなかった。結果はまた,液滴初期直径に対するKolmogorov長さスケールの比が1に近づくにつれて,乱流の影響を質量の輸送/移動における,小規模渦の重要性,および液滴サイズとの関係を示し,無視できるようになることを強調した。蒸発速度に及ぼす液滴サイズと乱流の結合効果は,乱流Reynolds数または蒸発Damkoehler数の項で相関されている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 等方性 ,  線形性 ,  撹拌 ,  *乱流 ,  小規模 ,  蒸発速度 ,  極細繊維 ,  *蒸発 ,  Reynolds数 ,  *液滴 ,  *液滴径 ,  Damkoehler数 ,  正規化
準シソーラス用語： 平均速度 ,  *実験研究 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 液滴 ,  蒸発 ,  サイズ ,  乱流 ,  断面繊維

分類 (2件)： 燃焼理論  (XE04020H) ,  燃焼一般  (XE04010W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 乱流 ,  蒸発 ,  過程 ,  液滴サイズ ,  実験的研究