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J-GLOBAL ID:201702260366631580   整理番号:17A1822165

正常TPMT遺伝子型と炎症性腸疾患患者におけるチオプリン誘発骨髄抑制と感染症の危険因子【Powered by NICT】

Risk factors for thiopurine-induced myelosuppression and infections in inflammatory bowel disease patients with a normal TPMT genotype
著者 (12件):
資料名:
巻: 46  号: 10  ページ: 953-963  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0753A  ISSN: 0269-2813  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:白血球減少症はチオプリンで治療した患者における一般的な副作用である。チオプリンS-メチルトランスフェラーゼ(TPMT)遺伝子の変異体は最も良く知られた危険因子であるが,白血球減少例の25%までを説明するだけである。AIM:共通のTPMT変異のない患者におけるチオプリン誘発性白血球減少症の臨床学的危険因子を同定し,これらの患者は感染症のリスクが増加しているかどうかを探求すること。チオプリン応答の【方法】事後解析炎症性腸疾患臨床(トピック)試験における薬理遺伝学的試験による最適化。この分析では,TPMT(*2*3Aまたは*3C)における変異のない患者を対象とした。一軸および多変量Cox比例ハザードモデルは,白血球減少と感染の危険因子を同定するために用いた。白血球減少症は白血球細胞(WBC)数<3.0×10~9Lとして定義し,感染は有害事象共通用語基準に従って分類した。TOPIC試験に含まれる【結果】六千九十五患者(90.6%)はTPMTの変異体,そのうちの45(6.5%)は白血球減少を開発しを持っていなかった。白血球減少までの時間の中央値は56(29 112)日であった。多変量解析では,アザチオプリンと比較してメルカプトプリンの使用は白血球減少(ハザード比[HR]2.61[95%CI,1.39 4.88;P<.01])に関係し,より高いベースラインWBC数は保護(HR 0.80 [95% CIs,0.71 0.89; P<.01])であることを示した。感染症の危険因子は高齢(当たり10年;HRは2.07[95%CI,1.18 3.63;P=.01])および生物学的薬物の併用(HR 2.15 [95% CIs, 1.14 4.07; P=.02])であった。,比較的高い量のために,【結論】低ベースラインWBC数とメルカプトプリンはTPMT変異のない患者におけるチオプリン誘発性白血球減少症のための危険因子であった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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血液の疾患  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  集団遺伝学  ,  中毒一般 
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