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J-GLOBAL ID:201702260398152145   整理番号:17A0089350

レビュー: 乾燥環境に対する作物適応のための統合フレームワーク: 一時的渇水と後期渇水への対応

Review: An integrated framework for crop adaptation to dry environments: Responses to transient and terminal drought
著者 (3件):
資料名:
巻: 253  ページ: 58-67  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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水分欠乏や熱ストレスの発生が多くの生産地域で増加するにつれて,これらのストレスに適応した作物の必要性が高まっている。したがって,特に登熟期において,水分の需要と供給を一致させることが不可欠である。本レビューでは,水分欠乏への植物の応答を記述する伝統的な耐干性/収量構成要素フレームワークをGrimeの生態戦略アプローチと統合する。水分利用量は,競合する炭素要求量との短期と長期的トレードオフの両方の関数であることが明らかである。農作物の適応性は,回避に基づいている。急速な成長速度と高い繁殖投資は収量を最大化し,厳密に調節され,気候に適した年間フェノロジーによってストレスが回避される。作物には,長期にわたる強度の水分欠乏に耐えられるリソースも構造的能力もない。したがって,後期渇水のもとでは,収量ポテンシャルは,乾燥回避とトレードオフされるので,生育期を延長させるか,生殖シンクからソースをそらすような乾燥の遅れや耐性形質は不適応となる。しかし,これらの形質は,一時的な水分欠乏に対して補助的な役割を果たし,生育期の長い品種がより深い根を張って水分を吸収するか,または蒸散を制限することによって生存を可能にする。回避戦略の範囲内で生じるこれらのトレードオフを認識することによって,ブリーダーは,一時的渇水と後期渇水に対する相補的な適応形質を統合することが可能となろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  作物育種一般 

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