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J-GLOBAL ID：201702260481862863   整理番号：17A0788794

果実加工における最新動向 カットリンゴの新展開と流通システムの革新

著者 (1件)： 成田拓未 (弘前大 農学生命科学)
資料名： 果実日本
巻： 72  号： 7  ページ： 62-66  発行年： 2017年07月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リンゴ市場は衰退期の兆候を見せ始めている。新たなリンゴ加工品市場開拓が試みられており,カットリンゴ事業に取り組む(株)ヒロサキ(青森県弘前市)を紹介する。(株)ヒロサキ(以下当社)は2013年9月設立である。当社の設立の動機は省力栽培となる無袋リンゴの販売先確保と,消費者が求める簡便さと食べきり可能な量目によるリンゴの市場拡大である。当社は(株)農林漁業成長産業化支援機構の出資を中心に,リンゴ生産者及び地元農業関連企業の出資により設立された。原料はリンゴ生産者組織「カットリンゴ生産者協議会」を通じて調達している。当社に供給を希望する生産者は同協議会に入会し,当社の株主となる必要がある。カットリンゴの製造工程,品揃え,販路及びプロモーションについて紹介する。当社は設立から第四期で黒字転換した。課題は安定した稼働率の確保であり,リンゴ以外の果実の商品化などを検討している。

シソーラス用語： *リンゴ ,  *果実製品 ,  購買 ,  生産工程 ,  販売経路 ,  販売促進 ,  流通システム ,  青森県 ,  食品加工
準シソーラス用語： 原料調達 ,  製造工程 ,  カット果物

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 果実 ,  最新動向 ,  リンゴ ,  展開 ,  流通システム