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J-GLOBAL ID:201702260485486512   整理番号:17A1548925

Rhipicephalus microplus(ダニ目:マダニ科)の耐性株を制御するための酵母細胞壁をもつカプセル化されたカルバクロールの使用【Powered by NICT】

Use of encapsulated carvacrol with yeast cell walls to control resistant strains of Rhipicephalus microplus (Acari: Ixodidae)
著者 (4件):
資料名:
巻: 108  ページ: 190-194  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダニRhipicephalus microplusは典型的に合成殺ダニ剤によって制御されているが,無差別利用はは抵抗性であることをダニ選定した。フェノール化合物カルバクロールは,R.microplusを制御するための代替法として役立つことができるが,環境因子がその揮発性を増加させることができる。酵母細胞壁を用いたマイクロカプセル化技術は,カルバクロールの殺ダニ作用を延長し,このような環境作用に対する物理的障壁として作用することができる。本研究の目的は,酵母細胞壁を持つカルバクロールのカプセル化と抵抗性R.microplus幼虫に対するその活性を調べることであった。カルバクロールはSaccharomyces cerevisiae細胞壁でカプセル化した;殺ダニ剤活性と揮発性は,R.microplusの耐性株幼虫浸漬試験を用いて測定した。カプセル化の有効性を,Fourier変換赤外分光法および走査型電子顕微鏡により確認した。Fourier変換分光法は,分析した試料の間で同様であった振動ピークを明らかにした,カプセル化が起こったことを走査型電子顕微鏡法の結果を支持した。酵母細胞壁(直径2.5±0.2μm)とカプセル化されたカルバクロール(直径de4.5±0.5μm)の大きさの違いは統計的に有意だった(P>0.001)。カプセル化されたカルバクロールは,R.microplusに対して最も高い殺幼虫活性を示し,0.71mg/mLの致死濃度50(LC_50)を示した。カルバクロール単独のLC_50は1.82mg/mLであった。酵母細胞壁は,カルバクロールの低揮発性を促進し,60hまでの高い殺ダニ活性を維持し,試験後10時間でカルバクロール(18%)の還元効率は有意に異なっていた(P>0.001)。酵母細胞壁でカプセル化されたカルバクロールの高い殺ダニ活性と低い揮発がこの技術であるデリバリーシステムの開発とR.microplusを制御する活性化合物を保護するために適切であることを示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  植物の生化学 
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