文献
J-GLOBAL ID:201702260487396571   整理番号:17A0492665

全球の陸域の総一次生産量の過去に見られた大きな増加

Large historical growth in global terrestrial gross primary production
著者 (9件):
資料名:
巻: 544  号: 7648  ページ: 84-87  発行年: 2017年04月06日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
陸域の総一次生産量(GPP),つまり陸生植物の光合成を通して有機物に「固定」された二酸化炭素量の増加は,気候変動に対して負のフィードバックとなる可能性がある。しかし,生物地球化学的過程が,全球のGPPの増加をどの程度抑制できるかは,まだよく分かっていない。結果として,陸域の炭素貯蔵および炭素循環と気候の間のフィードバックのモデルによる見積もりは,まだあまり絞り込まれていない。本論文では,氷床コア,万年雪,環境大気の試料から得られた,大気中の硫化カルボニル(COS)の長期にわたる記録に基づく,20世紀における全球のGPP増加の測定ベースの見積もりを提示する。我々は,COSの供給源と,GPPに関連する大規模なシンクを含むCOSのシンクの変化に応じてCOSの濃度変化をシミュレートするモデルを用いて,こうした記録を解釈した。その結果,観測に基づくCOSの記録は,20世紀におけるGPPの大きな増加(31%±5%の増加;平均値±95%信頼区間)を仮定した場合の気候と炭素循環のシミュレーションの結果と最もよく一致することが見いだされた。今回のCOSの記録の解析結果は,将来のGPPの増加のモデルを直接絞り込むものではないが,過去の炭素循環のシミュレーションに対する全球スケールの基準を与える。Copyright Nature Japan KK 2017
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  地球化学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る