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J-GLOBAL ID：201702260612561377   整理番号：17A1046302

Ni₂YIn(Y=Fe,Co)ホイスラー合金の強磁性形状記憶効果の第一原理による検討

The First Principle Studies on the Ferromagnetic Shape Memory Effect of Ni₂YIn (Y=Fe, Co) Heusler Alloys

著者 (7件)： REN Zhi (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN) ,  JIAO Jian (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN) ,  LIU Yang (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN) ,  SONG Jin-jian (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN) ,  ZHANG Xiao-hong (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN) ,  LIU He-yan (Hebei Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  LI Song-tao (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 727  ページ： 185-190  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ni基ホイスラー合金は強磁性形状記憶合金として有望なため,Ni₂YIn(Y=Fe,Co)ホイスラー合金の強磁性形状記憶効果を第一原理によって計算した。電子構造は平面波の擬ポテンシャル法に基づくCASTEPコードにより計算した。原子核及び価電子の相互作用はultrasoft擬ポテンシャルにより記述した。電子の交換関係エネルギーは一般化勾配近似法で取り扱った。オーステナイト構造のNi₂YIn(Y=Fe,Co)ホイスラー合金の平衡格子定数は6.03A及び6.00Aであった。正方晶相ではc/aが1.29及び1.36でそれぞれエネルギーが最小になった。正方晶相がより安定であり温度が低下するとマルテンサイト変態が起こった。オーステナイト相もマルテンサイト相も強磁性を示し,Ni及びY(Y=Fe,Co)原子の局在磁気モーメントが全磁気モーメントに寄与した。

シソーラス用語： 擬ポテンシャル法 ,  *形状記憶合金 ,  *計算 ,  *ホイスラー合金 ,  *ニッケル合金 ,  鉄含有合金 ,  コバルト含有合金 ,  インジウム含有合金 ,  局在磁気モーメント ,  *電子構造 ,  格子定数 ,  正方晶系 ,  マルテンサイト変態 ,  マルテンサイト ,  オーステナイト ,  *強磁性 ,  *形状記憶効果
準シソーラス用語： *強磁性形状記憶効果 ,  *強磁性形状記憶合金 ,  *第一原理計算

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  金属結晶の電子構造  (BM02050C)

タイトルに関連する用語 (5件)： CO ,  ホイスラー合金 ,  強磁性 ,  形状記憶効果 ,  第一原理