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J-GLOBAL ID：201702260625408349   整理番号：17A1409938

一酸化炭素に対する重いビニルアニオン[(CH₃)₂E=E′(CH₃)]^-(E,E′=C,Si,Ge)の反応性:計算研究

Reactivity of Heavier Vinyl Anions [(CH₃)₂E=E′(CH₃)]^- (E, E′ = C, Si, Ge) toward Carbon Monoxide: A Computational Study

著者 (2件)： YILDIZ Cem B. (Univ. Aksaray, Aksaray, TUR) ,  SCHESCHKEWITZ David (Saarland Univ., Saarbruecken, DEU)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 16  ページ： 3035-3042  発行年： 2017年08月28日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一酸化炭素(CO)の活性化および変換は,長年,注目されているテーマである。本研究では,密度汎関数法を用いて,重いビニルアニオン([CH₃)₂E=E′(CH₃)]^-(E,E′=C,Si,Ge)に対するCOの酸化的付加の挙動から,E′位にある元素の種類によって,反応経路が異なることを示した。CSiおよびCGe(E′=Si,Ge)とCOとの反応の場合は,[1+2]または[2+2]の環状付加によって各種生成物に協奏的に変換された。一方,位置異性体およびジゲルマやシラゲルマの反応の場合は,段階的に進行した。テトリレンのようなビニルアニオン(E′=Si,GeおよびE=C)から生じる三員環の場合は,ケト共鳴構造が支配的であったが,SiCから得られる生成物の場合は,エノール構造が支配的であった。アレンのような異性体は,E=Si,Geの場合だけ適合した。

シソーラス用語： *計算化学 ,  *一酸化炭素 ,  *密度汎関数法 ,  *反応性 ,  *炭素族元素 ,  付加反応 ,  反応経路 ,  環状付加 ,  互変異性 ,  *反応機構
準シソーラス用語： ケト-エノール互変異性 ,  *ビニルアニオン類 ,  酸化的付加

分類 (2件)： 有機けい素化合物  (CF08030C) ,  有機ひ素・アンチモン・ビスマス・ゲルマニウム化合物  (CF08050Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 一酸化炭素 ,  ビニルアニオン ,  Si ,  Ge ,  反応性 ,  計算 ,  研究