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J-GLOBAL ID：201702260647210752   整理番号：17A0034237

メタンの低温水蒸気改質に関する研究

A study on steam reforming of methane at low temperatures

著者 (7件)： 北川聖 (玉川大 大学院工学研究科) ,  斉藤純 (玉川大 学術研) ,  高橋克巳 (玉川大 学術研) ,  BUCK Gregory A. (玉川大 学術研) ,  BUCK Gregory A. (南ダコタ鉱山工大) ,  小原宏之 (玉川大 大学院工学研究科) ,  小原宏之 (玉川大 学術研)
資料名： 玉川大学工学部紀要  (Memoirs of the College of Engineering, Tamagawa University)
号： 51  ページ： 11-15  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0586A  ISSN： 0371-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,メタンの水蒸気改質による燃料電池用水素の製造において,通常(700~1000°C)の水蒸気改質よりも低温(300~600°C)で活性化することにより,燃料電池内の触媒の被毒を防止するために発生ガス中のCO含有量を低くすることを目的とする。内標準物質として65mL/分の流量のN₂を使用し,反応ガスとして15mL/分の流量のCH₄を触媒管に送入した。メタンの水蒸気改質による水素発生反応(COが副生)ではRu/Al₂O₃触媒が最も高い触媒活性を示したが,3%のCoを含むCo-Ru/Al₂O₃触媒は,触媒活性がRu/Al₂O₃触媒よりも少し低下するもののCO/CO₂比が改善された。第二段階のCOをCO₂に変換するシフト反応の触媒(シフト触媒)として,Cu/ZnO触媒が最も高い触媒活性を示し,また担体はMnO₂よりもZnOの方がCO₂選択性が大きくなることが分かった。改質触媒のRu/Al₂O₃触媒とシフト触媒のCu/ZnO触媒を組み合わせることにより,CO/CO₂比を1/33まで低減することができた。

シソーラス用語： *水蒸気改質 ,  酸化 ,  燃料電池 ,  *生産 ,  *製造 ,  触媒毒 ,  一酸化炭素 ,  二酸化炭素 ,  ルテニウム触媒 ,  *触媒活性 ,  銅触媒 ,  酸化亜鉛 ,  結晶粒径 ,  X線回折 ,  反応温度 ,  アルカン
準シソーラス用語： 水蒸気酸化 ,  *水素生産 ,  結晶子径

分類 (3件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： メタン ,  低温 ,  水蒸気改質 ,  研究