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J-GLOBAL ID:201702260652653998   整理番号:17A1662097

上部消化管出血15年の臨床疫学的変化傾向【JST・京大機械翻訳】

Clinical epidemiological characteristics and change trend of upper gastrointestinal bleeding over the past 15 years
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 425-431  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2796A  ISSN: 1671-0274  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:上部消化管出血15年の臨床流行病学の変化傾向を研究する。方法:1997年1月1日から1998年12月31日までの間に,2012年1月1日から2013年12月31日まで,中山大学付属第一病院の内視鏡センターで連続的に上部消化管出血患者の症例資料を収集した。性別、年齢、病因の構成、潰瘍分級、内視鏡治療と入院期間の病死率などの変化傾向について比較研究を行った。【結果】1997~1998年および2012~2013年における消化管出血の検出率は,それぞれ10.0%(928/9287)および4.5%(1,092/24318)(x2=360.089,P=0.000)であった。1997~1998年と2012~2013年の上部消化管出血患者における男性の比率は,それぞれ73.3%(680/928)と72.4%(791/1092,x2=0.179,P=0.672)であった。発症年齢は,それぞれ(47.3±16.4)歳と(51.4±18.2)歳(t=9.214,P=0.002)であった。上部消化管出血の原因は,以下の通りであった。1997年から1998年までの消化性潰瘍は65.2%(605/928)で,十二指腸潰瘍は444例(47.8%),胃潰瘍は77例(8.3%),吻合部潰瘍は21例(2.3%),複合型潰瘍は63例(6.8%)であった。その次は悪性腫瘍(7.0%,65/928)であり,3番目は食道胃静脈瘤(6.4%,59/928)であった。2012年から2013年までの消化性潰瘍は52.7%(557/1092)によって維持された,十二指腸潰瘍は348例(31.9%),胃潰瘍が103例(9.4%),吻合口潰瘍が30例(2.7%),複合型潰瘍が94例(8.6%)であった。しかし,それらの比率は減少した(x2=32.467,P=0.000),そして,十二指腸潰瘍の比率は,最も高かった(x2=53.724,P=0.000)。食道胃静脈瘤は15.1%(165/1092)から2番目(x2=38.976,P=0.000)に上昇し,悪性腫瘍は3番目に減少した(9.2%,101/1092,x2=3.352,P=0.067)。前3位の患者の中で,消化性潰瘍の出血患者の出血年齢の上昇幅は最も大きかった[(46.2±16.7)歳対(51.9±18.9)歳,t=-5.548,P=0.000]。十二指腸潰瘍は,(43.4±16.9)歳(48.4±19.4)歳(t=-3.935,P=0.000)において最も大きい貢献を示した。食道胃静脈瘤(49.8±14.1)の比率は(48.8±13.9)歳,t=0.458,P=0.648と悪性腫瘍[(58.4±13.4)歳対(58.9±16.7)歳,t=-0.196,P=0.845]における出血年齢の変化は小さかった。1997~1998年と比較して,以下の結果を得た。2012年から2013年にかけて,患者の高リスク再出血性消化性潰瘍(ForrestグレードI a,Ib,IIaとIIb)の検出率は増加した(x2=39.958,P=0.000),1997~1998年に内視鏡治療を受けた患者54例。内視鏡的止血率は79.6%(43/54)であった。2012~2013年に内視鏡治療を受けた患者は261例、内視鏡的止血率は96.9%(253/261)で、統計学的有意差が認められた(x2=23.287,P=0.000)。1997~1998年と比較して,以下の結果を得た。2012年から2013年にかけて,より多くの静脈怒張および非静脈怒張出血患者に対して,内視鏡的治療(静脈怒張出血:39.0%対70.3%,x2=51.930,P=0.000;非静脈怒張出血:3.6%対15.6%,x2=62.292,P=0.000)が得られた。消化性潰瘍(ForrestグレードIa,Ib,IIaおよびIIb)の内視鏡的治療の割合も増加した[27.4%(26/95)対68.5%(111/162),x2=40.739,P=0.000]。内視鏡的治療には,熱凝固法(0%15.2%,x2=79.518,P=0.000)および止血法(0%55.9%,x2=20.879,P=0.000)および併用法(4.3%対16.4%,x2=5.154,P=0.023)があった。注射法の単独応用(87.1%対6.2%,x2=10.420,P=0.001)を減少させた。【結果】入院患者の再手術率の減少率は9.3%(86/928),6.0%(65/1,092),x2=7.970(P=0.005)であったが,入院期間中の死亡率には有意差はなかった(P>0.05)。結論:1997~2013年の消化管出血の発症年齢は上昇傾向を示した。消化性潰瘍の出血率は低下し、主に十二指腸潰瘍の出血が減少した。高リスク消化性潰瘍の再出血の検出率は増加した。上部消化管出血の内視鏡治療率はより高く、治療措置はより合理的で、即時止血効果はより良い。全体の死亡率は明らかに低下しなかった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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消化器の疾患  ,  消化器疾患の治療一般  ,  応急処置 
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