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J-GLOBAL ID:201702260781569327   整理番号:17A1492561

ギリシャ北部のワクチン接種患者におけるΙnfluenza A(H3N2)の遺伝的変異【Powered by NICT】

Ιnfluenza A(H3N2) genetic variants in vaccinated patients in northern Greece
著者 (9件):
資料名:
巻: 94  ページ: 29-32  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3241A  ISSN: 1386-6532  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インフルエンザA(H3N2)ウイルスはインフルエンザ2016/2017シーズン中に優勢であり,広範な遺伝的多様性を示した。高予防接種失敗率はギリシアにおける2016年/17年シーズン中に認められ,特に高齢者であった。研究の範囲は,ワクチン接種患者で検出されたA(H3N2)循環ウイルスとウイルスの遺伝学的特徴を調べることであった。ウイルスはワクチン接種と非ワクチン接種患者から生じ,ギリシア北部の国立インフルエンザセンターで得られた。ワクチンウイルスA/Kong/4801/2014へのウイルスの血球凝集素遺伝子の系統発生学的解析および比較を行った。分析したウイルスの大部分は遺伝的クレード3C2aにおけるクラスタ化,および新たに出現したサブクレード,3C(2)a1として指定された。ワクチン接種患者で検出されたウイルスの最も高い割合は3C(2)a1サブクレード,血球凝集素におけるアミノ酸置換N122DとT135Kによって特徴づけられる内の異なるサブクラスタに分類された。3C(2)クレードに属するウイルスは一般的に2017/18ワクチンに含まれるWHOにより推奨された北半球ワクチン成分A/Kong/4801/2014と抗原的に類似と考えられている。しかし,特異的な3C(2)a1サブクラスターに属するウイルスたギリシア北部とワクチン接種された個体間で大きく循環。本株が持つ両置換は抗原部位上に位置し,ウイルスのN結合グリコシル化部位の損失,ウイルス抗原性に影響する可能性をもたらした。この変異株の抗原性およびワクチン有効性におけるその関与を決定するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  進化論一般 
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