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J-GLOBAL ID：201702260877208839   整理番号：17A0330260

SCRプロセス制御用ナノ構造バナジウム五酸化物ガスセンサ

Nanostructured vanadium pentoxide gas sensors for SCR process control

著者 (2件)： HUOTARI J. (Univ. Oulu, Oulu, FIN) ,  LAPPALAINEN J. (Univ. Oulu, Oulu, FIN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 4  ページ： 2241-2253  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 排ガス中窒素酸化物のアンモニアによる選択触媒還元(SCR)用のガスセンサとしてパルスレーザ蒸着酸化バナジウムナノ構造膜を調べた。膜組成は純粋な斜方晶系V₂O₅相構造であった。膜表面の形態は蒸着時の酸素分圧に応じて大きく変化した。低分圧ではより緻密で薄い膜状の表面構造となり,高分圧では膜表面が柱状形態のランダム凝集ナノ粒子または凝集体で形成された。NOおよびCOの存在下あるいは異なるO₂バックグラウンド濃度でも20ppmのNH₃を検出可能であった。この膜は電気的に極めて安定で450hを越える長時間でも安定したガス応答を示した。しかし,ガス曝露試験では,最高分圧で蒸着した大きなナノ粒子凝集体からなる試料の性能は他のものと比較して幾分制限されることが分かった。

シソーラス用語： 排ガス ,  酸化窒素 ,  *アンモニア ,  *接触還元 ,  ナノ構造 ,  *酸化バナジウム ,  *ガスセンサ ,  パルスレーザ蒸着 ,  斜方晶系 ,  分圧 ,  緻密化 ,  表面構造 ,  凝集体 ,  ナノ粒子 ,  一酸化炭素 ,  濃度 ,  圧力効果 ,  酸素 ,  排気ガス制御 ,  選択性
準シソーラス用語： バックグラウンド濃度 ,  五酸化バナジウム ,  酸素分圧 ,  選択触媒還元

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有害ガス処理法  (SC04030H)

タイトルに関連する用語 (6件)： SCR ,  プロセス制御 ,  ナノ構造 ,  バナジウム ,  酸化物 ,  ガスセンサ