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J-GLOBAL ID：201702260880880481   整理番号：17A0928213

アルミニウム合金押出形材防護柵の最適形状に関する研究

STUDY ON SHAPE OPTIMIZATION OF ALUMINUM-ALLOY RAILING POST

著者 (3件)： 伊藤義人 (国立岐阜工業高等専門学校/名古屋大学工学研究科社会基盤工学専攻) ,  勝田裕仁 (名古屋大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  佐藤遼一 (JFEスチール)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： 376-386(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,道路景観に影響を与えるアルミニウム合金の押出形材防護柵支柱に対し,最適形材形状について検討を行った.厳しい環境での橋梁用ビーム型防護柵の支柱には,耐久性の高いアルミニウム合金が多く用いられる.多室ホロー断面を持つ押出形材防護柵支柱に対して変形性能と経済性を指標とする多目的関数を設定し,遺伝的アルゴリズムを用いて形状最適化を行った.また,最適化に用いるパラメータを変更することによって,各パラメータが最適化に及ぼす影響を考察した.さらに,押出成形のプレス力の限界のため支柱を上下に分割して押出成形を行う二分割押出支柱モデルでの最適化の結果を基に,今後可能となる容量の大きな押出成形機を用いて押出成形を行う一体型支柱モデルについても形状最適化の検討を行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *ガードレール ,  道路橋 ,  *アルミニウム合金 ,  *形状最適化 ,  押出製品 ,  遺伝的アルゴリズム ,  景観 ,  目的関数 ,  構造強度 ,  終局荷重 ,  極限強度 ,  力学モデル ,  金属形材 ,  三次元モデル

著者キーワード (4件)： aluminum-alloy railing ,  genetic algorithm ,  shape optimization ,  extruded shape

分類 (1件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M)

引用文献 (13件)：

• 国土技術研究センター:景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン,大成出版社,2004.
• 伊藤義人,吉野彰宏,酒見真志,佐藤遼一:アルミニウム合金押出形材を用いた新しい橋梁用ビーム型防護柵開発に関する研究,土木学会論文集,Vol. 71, No. 2, pp. 186-198, 2015.
• 伊藤義人,吉野彰宏,酒見真志,佐藤遼一:アルミニウム合金押出形材を用いた橋梁用ビーム型防護柵の動的挙動に関する研究,土木学会論文集,Vol. 71, No. 3, pp. 352-366, 2015.
• 川崎将臣,大森博司:アルミニウム建築における最適断面設計に関する研究,日本建築学会東海支部報告書,第50号,pp. 245-248, 2012.
• 田邉昌基,大森博司,飯嶋俊比古,上村和男,松橋雅彦:アルミニウム押出形材の最適断面システムの開発,構造工学論文集,Vol. 55, pp. 591-598, 2009.

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム合金 ,  押出形材 ,  防護柵 ,  最適形状 ,  研究