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J-GLOBAL ID:201702260887487519   整理番号:17A1164861

廃水からの両カチオンおよびアニオン染料の効率的除去のためのカーボンナノチューブの操作【Powered by NICT】

Manipulating Carbon Nanotubes for Efficient Removal of Both Cationic and Anionic Dyes from Wastewater
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 13  ページ: 3878-3888  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2528A  ISSN: 2365-6549  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,カチオン性およびアニオン性染料の混合物の効率的な除去のためのカーボンナノチューブ(CNT)の適用を検討した。多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を熱化学蒸着法を用いて合成した,それらは酸処理(ACNT),熱処理(HCNT)によって官能化してきており,また,アミン(NH2CNT)で処理した。MWCNT,ACNT,HCNTとNH2CNTの比表面積,粉末X線回折(XRD),透過型電子顕微鏡(TEM),Fourier変換赤外(FTIR)分光法,零点電荷(pH_zpc)を研究した。収着研究は,ローダミンB(RhB),メチレンブルー(MB),マラカイトグリーン(MG)とメチルオレンジ(MO)染料を用いて行った。これら染料のCNT上への最適吸着条件を接触時間の影響,溶液のpH,及びバッチ吸着プロセスにおける初期溶液濃度を調べることにより決定した。MWCNTとACNTはカチオン性MB,MGとRhB染料に対してより大きな親和性を示したNH2CNTはアニオン染料MOの良好な収着を示した。NH2CNTによるMWCNT,ACNTとHCNTおよびMOによるMGの吸着に対して,Langmuir吸着平衡等温線データはFreundlich等温線よりも良い一致を提供する。さらに,Langmuir吸着等温式についての分離係数RLと表面被覆率は,提案した吸着プロセスはこれらの選択された染料のMWCNT,ACNT,HCNTとNH2CNTに最も適していることを確認した。収着剤の再利用性も試験し,三回の連続使用後それらの効率を保持していることが分かった。MWCNT/ACNTとNH2CNTの複合材料は,これらが廃水からの染料廃水の除去に効果的に使用できることを示唆する陽イオン性及び陰イオン性両染料に対して良好な吸着親和性を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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炭素とその化合物  ,  コロイド化学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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