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J-GLOBAL ID：201702260929460476   整理番号：17A0498327

Au/アナターゼ(001)触媒への酸素の吸着およびCO酸化 DFT+Uの研究

Adsorption of oxygen and CO oxidation on Au/anatase(001) catalysts. A DFT+U study

著者 (5件)： Saqlain Muhammad Adnan (Department of Chemistry, Quaid-i-Azam University, Islamabad, 45320, Pakistan) ,  Novais Antunes Florence P. ,  Hussain Akhtar ,  Siddiq Muhammad ,  Leitao Alexandre A.
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 41  号： 5  ページ： 2073-2080  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DFT計算を,吸着された酸素によるAu/TiO₂触媒上のCO酸化を探知するために実施した。幾何学的性質,結合エネルギー,電子構造,および解離機構のようなO₂分子の吸着ダイナミクスを調べた。計算によると,酸素の吸着はAu/TiO₂の周囲で-139kJ mol^-1の結合エネルギーで最も有利であることを示した。吸着した酸素の電子構造は,吸着が酸素とAuのp-dハイブリダイゼーションによって支配され,担体のTi原子からの寄与が小さいことを示した。酸素を吸着すると,Auクラスターは酸素を吸着するために0.92eを失った。金クラスターによって失われた電荷を,両方の酸素原子によって等しく共有した(それぞれ-0.46e)。酸素の酸素吸着原子への解離は,発熱性であり,56kJ mol^-1で活性化した。最後に,吸着原子によるCO酸化は,高度に発熱し,39.4kJ mol^-1の活性化障壁によって活性化した。この計算により,酸素解離およびCO酸化の両方が,Au/アナターゼ触媒上でかなり容易であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *触媒担体 ,  酸化 ,  一酸化炭素 ,  密度汎関数法 ,  Coulomb相互作用 ,  *アナターゼ ,  *金 ,  吸着 ,  酸素 ,  結合エネルギー ,  電子構造 ,  幾何学 ,  反応機構 ,  分子ハイブリダイゼーション ,  発熱 ,  活性化 ,  ポテンシャル障壁 ,  活性化エネルギー
準シソーラス用語： 一酸化炭素酸化 ,  DFT+U ,  酸素吸着 ,  幾何学的特性 ,  ハイブリダイゼーション ,  活性化障壁

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  触媒の調製  (CB06110P)

タイトルに関連する用語 (8件)： Au ,  アナターゼ ,  触媒 ,  酸素 ,  吸着 ,  CO酸化 ,  DFT+U ,  研究