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J-GLOBAL ID:201702260930744505   整理番号:17A1429408

低酸素症と腎細胞癌:HI F1A C/T機能的遺伝子多型の予後への影響【Powered by NICT】

Hypoxia and renal cell carcinoma: The influence of HIF1A+1772C/T functional genetic polymorphism on prognosis
著者 (6件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 532.e25-532.e30  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3220A  ISSN: 1078-1439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低酸素誘導因子(HIF 1)は低酸素への細胞応答に関与する遺伝子の重要な調節因子である。HIF-1の過剰発現は腎細胞癌(RCC)の病因に関与していると,HI F1A遺伝子の機能的多型がRCCに対する感受性を与える可能性がある。著者らの目的は,RCC予後に関するHI F1A C/T(rs11549465)多型の影響を評価することであった。ポルトのポルトガル腫瘍学研究所で処理したRCC患者179例のコホートにおける臨床病理学的予後因子,再発/進行および生存とHI F1A C/T(rs11549465)多型の関連を評価した。,末梢血から抽出したDNAを用いて,遺伝子型分析は,リアルタイムポリメラーゼ鎖反応対立遺伝子識別により行なわれた。臨床病理学的パラメータと再発/進行と遺伝子型関連性をカイ二乗またはFisher試験により解析した。癌特異的生存率に影響を及ぼす遺伝子型はCox比例ハザード回帰,Kaplan-Meier曲線,およびBreslow試験を用いて比較した。遺伝子型のいずれも(CC,CT,TT)は臨床病理学的予後因子と有意に関連した。TT遺伝子型とT対立遺伝子は再発/進行(P=0.042とP=0.02)と関連していた。CTとCT+TT遺伝子型を有する患者は,RCC関連死(ハザード比=2.79;95%CI:0.88 8.82;P=0.08およびハザード比=2.76;95%CI:0.93 8.22;P=0.07)にリスクが増加している傾向があり,CC遺伝子型(P=0.012およびP=0.018)の患者より悪い癌特異的生存率曲線を示した。これら結果はHI F1A C/T(rs11549465)多型がRCC再発/進行と生存に影響を及ぼす可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般 

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