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J-GLOBAL ID：201702260957208982   整理番号：17A1604218

鋼中MnS介在物の生成に対する界面活性剤Teの影響

Effect of Surfactant Te on the Formation of MnS Inclusions in Steel

著者 (6件)： ZHENG Lichun (KU Leuven, Leuven, BEL) ,  ZHENG Lichun (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MALFLIET Annelies (KU Leuven, Leuven, BEL) ,  WOLLANTS Patrick (KU Leuven, Leuven, BEL) ,  BLANPAIN Bart (KU Leuven, Leuven, BEL) ,  GUO Muxing (KU Leuven, Leuven, BEL)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2447-2458  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 商業用鋼ではMnS介在物は珍しいことではなく,これまでに,鋼の特性に及ぼすMnS介在物の効果が広く研究されてきた。それは,鋼の被削性を改善し亀裂形成を減少させる。一方,それは熱間圧延後の靱性を低下させたり,大きなサイズでは,鋼の孔食を引き起こすなど悪影響を与える。従って,鋼の品質を維持するには,その大きさ,形態,および分散性などを制御することが重要である。そこで本研究では,1600°Cの溶鋼に異なる量のTeを添加(0~55ppm,4種)することで,界面活性剤TeのMnS介在物形成に対する効果を調べた。その結果,1)どの試料にも,固化中および固化後にそれぞれ形成された粗いまたは微細なMnS介在物を観察した。どちらの型も鎖状を示し,それらが樹状突起間領域に沈殿することを示唆した。2)適度なTeの添加(25ppmと50ppm)はこれらの介在物をより球状にし,高いTe添加(120ppm)は表面を頑丈にした。3)微細な介在物の面積率を減少させる。などの知見を得た。

シソーラス用語： *鉄鋼 ,  マンガン含有合金 ,  硫黄含有合金 ,  *非金属介在物 ,  *硫化マンガン ,  電子顕微鏡観察 ,  走査電子顕微鏡 ,  テルル添加合金 ,  *添加物効果 ,  粒度 ,  モルフォロジー ,  分散度 ,  界面活性剤 ,  電子プローブX線分析 ,  結晶成長 ,  偏析 ,  分配係数
準シソーラス用語： EPMA【表面分析】 ,  面積率 ,  粒子形態

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 鋼 ,  介在物 ,  界面活性剤 ,  Te