文献

J-GLOBAL ID：201702261022104718   整理番号：17A0599013

水性相の染料の検知と除去に用いるグラフェン埋込ヒドロゲルナノ繊維

Graphene-Embedded Hydrogel Nanofibers for Detection and Removal of Aqueous-Phase Dyes

著者 (9件)： IM Kyungun (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  NGUYEN Duong Nguyen (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  KIM Saerona (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  KONG Hye Jeong (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  KIM Yukyung (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  PARK Chul Soon (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  PARK Chul Soon (Korea Res. Inst. of Bioscience and Biotechnology (KRIBB), Daejeon, KOR) ,  KWON Oh Seok (Korea Res. Inst. of Bioscience and Biotechnology (KRIBB), Daejeon, KOR) ,  YOON Hyeonseok (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 12  ページ： 10768-10776  発行年： 2017年03月29日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境汚染は,国際的な問題であり,技術的な関心と政治的なサポートを必要とする。主な有機汚染物には,織物産業,製紙産業,および染料関連産業由来の好ましくない残存染料が含まれ,天然の水源および廃水処理システムに取り込まれる。この研究では,疎水性を改善したグラフェンを用いたグラフェン埋込ヒドロゲルナノ繊維(GHNFs)膜を作製し,水性相の染料の検知と除去における利用の可能性を検討した。ポリビニルアルコール(PVA)またはPh-PVAを蒸留水に溶解し,グラファイトフレークを加えて超音波処理した後,不安定な残渣を遠心分離によって除去する。次いで,得られた溶液を用いて静電紡糸し,グルタルアルデヒド溶液に曝した後,蒸発させてGHNFs膜を得た。GHNFs膜によって,水性相中に存在するカチオン染料のメチレンブルーとクリスタルバイオレットが吸着され,水中の染料の検知と除去の可能性が示された。

シソーラス用語： *グラフェン ,  分子間相互作用 ,  ヒドロゲル ,  *ナノファイバ ,  ポリビニルアルコール ,  グラファイト ,  エレクトロスピニング ,  水溶性高分子 ,  吸着 ,  容量 ,  膜 ,  除去 ,  塩基性染料 ,  センサ ,  *廃水処理 ,  芳香族アミン ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジアミン ,  第三アミン ,  窒素複素環化合物 ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： スタッキング相互作用 ,  吸着容量 ,  ナノファイバ膜 ,  染料除去 ,  カチオン染料 ,  産業廃水処理

分類 (2件)： 産業廃水処理  (SC03080D) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (3件)： クリスタルバイオレット ,  メチレンブルー ,  グルタルアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 染料 ,  グラフェン ,  埋込 ,  ヒドロゲル ,  ナノ繊維