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J-GLOBAL ID:201702261055084705   整理番号:17A1243394

苦鉄質海洋地殻の沈み込みに伴う鉄と亜鉛安定同位体の挙動:西アルプスオフィオライトからの事例研究【Powered by NICT】

The behavior of iron and zinc stable isotopes accompanying the subduction of mafic oceanic crust: A case study from Western Alpine ophiolites
著者 (16件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 2562-2579  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2583A  ISSN: 1525-2027  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アーク溶岩はMORBに比べて高いFe~3+/ΣFe比を示した。これを説明するために一つの機構は,沈み込みスラブマントルウェッジから酸化または酸化成分の動員と移動である。ここでは,鉄および亜鉛同位体,硫化物,塩化物,炭酸塩配位子による錯体生成時に分別は,沈み込んだ海洋地殻の累進変成作用中に放出される流体の化学と酸化状態に注目した。シュナイエ山マッシフ,Queyras複合体,Zermatt-Saasオフィオライト(西ヨーロッパアルプス)からの変斑れい岩および変玄武岩のデータ,典型的なサブダクション帯の温度-圧力条件で変成したとその累進変成史を保存することを示した。変成相を横切るFeまたはZn同位体の検出可能な分画,エクロジャイトの同位体組成はMORBの公表されたデータと重複は系統的ではなかった。累進変成作用はおそらく増加と共に分解可能なFe同位体分別の欠如は,システムの物質収支を反映し,このシナリオにおける鉄の移動性は,Fe同位体を用いた追跡可能ではない。Zn同位体はS及び含炭素流体による分別されることを考えると,これは比較的少量のZnがこれらのタイプの脱水流体の内での苦鉄質岩石から動員されることを示唆した。逆に,変堆積岩に接近していることをQueyrasからの変斑れい岩は顕著なFe同位体分別を示した。選択された流体移動性元素とこれらの試料のδ~56Feの共変動は,沈み込み中の同位体的に軽い特徴を持つ堆積物に由来する流体の浸潤を示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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岩石圏の地球化学一般 

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