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J-GLOBAL ID:201702261069669727   整理番号:17A0564910

ホオアカトキ(Geronticus eremita)のむき出しの頭は温度調節機能を満たす

The bare head of the Northern bald ibis (Geronticus eremita) fulfills a thermoregulatory function
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号: Mar  ページ: 14:15 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7029A  ISSN: 1742-9994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:黒色色素は動物に紫外線や機械的摩耗に対して適応的な有利さがあるが,日光を良く吸収するなどの影響もある。比較的定温で高体温の内温動物は,色が濃く暑い環境で生息すると温度調節の限界に直面しがちである。従って,適応が特に進化していると期待される。むき出しで高い血管密度の頭皮は,熱消費に適した高温地帯の暗い色の羽の取りに見られる。モデル種としてホオアカトキ(Geronticus eremita)を用いて,頭,くちばし,黒色の羽で覆われた体の表面温度(Tsurf)を,環境温度(Ta)21~42.5°Cで11羽を計測した。結果:くちばしと体のTsurfはTaよりわずかに高いだけであったが,頭のTsurfは非常に高く,12°Cまで高くなっていた。推定熱ロスは同様の違いがあった。また,くちばし頂上の赤色の濃さは,頭のTsurfと共に増加し,これは鳥が血流を制御して頭の温度調節を行っている可能性を示唆した。結論:この結果は,裸の皮膚の熱消費能力ゆえに,熱い環境で生息する黒色色素の鳥から進化したとする仮説に一致している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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動物生理一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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