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J-GLOBAL ID:201702261122229805   整理番号:17A1547857

シクロデキストリン重合体細菌生物膜への輸送-ローダミン標識シクロデキストリンと多光子顕微鏡法を用いた探索的研究【Powered by NICT】

Delivery of cyclodextrin polymers to bacterial biofilms - An exploratory study using rhodamine labelled cyclodextrins and multiphoton microscopy
著者 (9件):
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巻: 531  号:ページ: 650-657  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シクロデキストリン(CD)ポリマーは,薬剤デリバリーのための興味深いナノ粒子系であるが,複雑な微生物バイオフィルム構造へのデリバリーに向けたその応用に関する知識は,今までのところ限られている。課題は,生物膜とその菌体外多糖類マトリックスへの穿通および輸送を実証することである。成熟生物膜への浸透のための理想的な官能化は調べられていない。本論文では,ローダミン標識βCD重合体の新しいセットを提示し,異なる電荷部分,すなわち,中性,アニオン性及びカチオン性であり,多光子レーザ走査顕微鏡法(MPM)を用いた成熟Staphylococcus epidermidis生物膜へのそれらの潜在的な送達を検討した。,医学的に関連したモデル生物であるS.epidermidis生物膜はSYTO9で染色した。MPMを用いて,βCD重合体の分布の三次元イメージングと分光学的研究を得ることができた。カチオンβCD重合体は,生物膜に有意に高集積化を示し,中性およびアニオン性官能化βCDと比較してことが分かった。キャリアのいずれも,生物膜に固有の毒性を示し,ローダミン部分の添加はデリバリーシステムの不活性に影響を及ぼさないことを意味しなかった。総合すれば,本研究は,細菌生物膜に蛍光標識したCDナノ粒子のデリバリーは,MPMを用いて検討できる新しいアプローチを示した。将来の研究は,バイオフィルムの抗微生物効果を標的とするためのCDをベースとしたデリバリーシステムのカチオン官能化を用いての可能性を調査する実施すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 

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