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J-GLOBAL ID：201702261129573591   整理番号：17A0222773

短報:ポリエチレン-MgOナノ複合誘電体での界面におけるバンド曲がり

Communication: Band bending at the interface in polyethylene-MgO nanocomposite dielectric

著者 (3件)： Kubyshkina Elena (School of Electrical Engineering, Electromagnetic Engineering, KTH Royal Institute of Technology, SE-10044 Stockholm, Sweden) ,  Unge Mikael (ABB Corporate Research, SE 72178 Vaesteras, Sweden) ,  Jonsson B. L. G. (School of Electrical Engineering, Electromagnetic Engineering, KTH Royal Institute of Technology, SE-10044 Stockholm, Sweden)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 5  ページ： 051101-051101-5  発行年： 2017年02月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子ナノ複合誘電体は,高電圧用途での電気絶縁のための有望な材料である。しかしならが,それらの性能の背景にある物理は,まだ完全に理解されていない。著者らは,酸化マグネシウム-ポリエチレンナノ複合材料における界面領域の電子物性を調査するため密度汎関数理論を用いた。著者らの結果は,酸化マグネシウムの異なる表面の伝導バンドと一致するポリエチレン伝導バンドを明らかにした。このようなバンド曲がりは,2.6eVまでの深度の長距離ポテンシャル井戸をもたらす。さらに,酸化マグネシウム表面特性に及ぼすシリコン処理の基本的影響を評価した。著者らは,シリコン処理した界面における表面誘起状態の減少を報告した。このシミュレーションは,ナノ複合誘電体での電荷トラッピングに対する新しいモデルを提案するために使用される情報を提供した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  複合誘電体 ,  *伝導バンド ,  密度汎関数法 ,  界面 ,  ポリエチレン ,  酸化マグネシウム ,  表面処理 ,  ケイ素 ,  電子構造 ,  ナノ粒子 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *バンド曲がり ,  電荷トラッピング ,  ケイ素ナノ粒子

分類 (1件)： 表面の電子構造  (BM02080J)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリエチレン ,  MgO ,  ナノ複合誘電体 ,  界面 ,  バンド曲がり