抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,温州ミカンと八朔を両親として1947年に育成された柑橘である「スイートスプリング」を紹介する。スイートスプリングは温州ミカンと比較して,樹勢が強く,潰瘍病に対してはやや弱く,耐寒性はほぼ同等である。果実は250g前後で,果肉が熟しても果皮に青みが残る。本種の栽培面積は60ha程度で安定している。本種は食べにくく,見栄えも良くないが,カットフルーツとしての消費者の関心が高い。販売の工夫や果実の利用方法によっては未だ伸びしろがあると思われる。