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J-GLOBAL ID：201702261216402109   整理番号：17A0496643

ニチノールレーザ切断:フェムト秒と連続波のレーザ処理の微細構造と機能的特性

Nitinol laser cutting: microstructure and functional properties of femtosecond and continuous wave laser processing

著者 (2件)： BIFFI C A (Inst. of Condensed Matter Chemistry and Technol. for Energy, National Res. Council, Lecco,ITA) ,  TUISSI A (Inst. of Condensed Matter Chemistry and Technol. for Energy, National Res. Council, Lecco,ITA)
資料名： Smart Materials and Structures  (Smart Materials and Structures)
巻： 26  号： 3  ページ： 035006,1-6  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： W0480A  ISSN： 0964-1726  CODEN： SMSTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超弾性ニチノールの微細構造と機能的性能に及ぼす二つのレーザ切断法の影響を比較調査した。厚さ100μmと130μmのニチノール薄板を用いてフェムト秒(fs)と連続波(CW)のレーザ切断実験を行った。切断面を光学顕微鏡と走査電子顕微鏡により観察し,モルフォロジー的特性を解明するとともにHAZの範囲を決定した。示差走査熱量分析と引張試験を通してニトノールの機能的特性を調べ,変態温度と超弾性挙動をそれぞれ解析した。ニトノールのマルテンサイト変態はfs方式では影響を受けなかったが,CW切断は切り口周辺に高温熱処理に相当する影響を受け,材料の性質が劣化した。引張試験の結果は,fs方式では超弾性性能は維持されるがCW切断では歪回復が強く低下することを示した。

シソーラス用語： *レーザ切断 ,  *ニチノール ,  連続レーザ ,  フェムト秒レーザ ,  微細構造 ,  薄板 ,  光学顕微鏡法 ,  電子顕微鏡観察 ,  示差走査熱量測定 ,  引張試験 ,  マルテンサイト変態 ,  歪回復
準シソーラス用語： 走査電子顕微鏡観察 ,  超弾性合金

分類 (1件)： 溶断  (WC07040R)

タイトルに関連する用語 (6件)： ニチノール ,  レーザ切断 ,  フェムト秒 ,  連続波 ,  レーザ ,  微細構造