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J-GLOBAL ID:201702261217350360   整理番号:17A1092972

亜湿潤熱帯イネ-イネ作付体系の下での土壌微生物,線虫とその持続性に及ぼすクロルピリホスの連用の非標的効果【Powered by NICT】

Non-target effect of continuous application of chlorpyrifos on soil microbes, nematodes and its persistence under sub-humid tropical rice-rice cropping system
著者 (10件):
資料名:
巻: 135  ページ: 225-235  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農地における農薬の適用は非標的ミクロフローラおよびファウナのための「必要悪」。したがって,非標的微生物に対するより安全な農薬分子を同定するために,国立稲研究所,Cuttack,インドで開始した長期農薬実験。本研究では,土壌微生物と線虫の非標的群上の水田でのクロルピリホス(0.5kgha~( 1))の連続散布の影響を,2009 2013七季節(四湿潤及び三乾季)について研究した。処理は,クロルピリホス(0.5kga.i.ha~( 1))(CT)および無処置対照(UT)プロットの四反復の完全乱塊法で配置した。実験の七季節の間,クロルピリホスの規則的応用から,UTに比べてCTでの従属栄養好気性,嫌気性,貧栄養と富栄養型菌細菌の個体群に有意な影響を及ぼさなかったが,非共生好気的窒素固定,硝化細菌,脱窒菌,グラム陽性,胞子形成細菌の個体群は,UTよりもCTでほぼ0.25 2倍に有意に減少した。しかし,放線菌,真菌,リン酸塩可溶化と硫黄酸化細菌の集団における比較的小さい偏差はUTよりもCTで観察された。微生物の個体群動態における時間とクロルピリホスの影響間に見られた有意な相互作用植物寄生性線虫種では,Meloidogyne graminicola(RRKN)とHirschmanniella spp.(RRN),は,最初の年以降後UTに比べてCTで有意に低かった(p<0.01)。五年間のデータの全体的な観察は,RRKN集団は減少傾向を示した(R~2=0.644)RRNはCTの増加傾向(R~2=0.932)を示したことを示した。クロルピリホス消費は0.25mg~( 1)土壌の初期残基,水田土壌中のクロルピリホス残渣は持続しないことを示したから適用の15日後に注目し,その半減期は4.02日であった。全体的に見て,本知見は,土壌微生物及び線虫類に及ぼすクロルピリホス(0.5kgha~( 1))の反復適用の非標的効果はイネ-イネ作付体系の下での小さいことが分かったことを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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農薬  ,  土壌汚染 
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