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J-GLOBAL ID：201702261234559630   整理番号：17A1693400

ニトロ含有爆薬蒸気の実時間蛍光消光による検出:何が重要なプロセスであるか【Powered by NICT】

Real-time fluorescence quenching-based detection of nitro-containing explosive vapours: what are the key processes?

著者 (2件)： Shaw P. E. (Centre for Organic Photonics & Electronics, School of Chemistry & Molecular Biosciences, The University of Queensland, Brisbane, Queensland 4072, Australia. [e-mail] [e-mail]) ,  Burn P. L.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 44  ページ： 29714-29730  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 爆薬の検出は,科学研究コミュニティにより追求されている多くの潜在的技術とプレス世界的な挑戦であり続けている。有機半導体を用いた爆発性蒸気のルミネセンスに基づく検出は,高感度,コンパクトな形状因子,簡単な操作と低コストの検出器ができる可能性のために多くの関心を集めている。新しいセンサ材料に関する文献の豊度にもかかわらず蒸気によるセンシングの機構研究が比較的少ない。本稿の総説で著者らは,検体蒸気による薄膜のリアルタイムルミネセンス消光の制御に関する理解における進歩をレビューした。これらは膜中の検体蒸気のセンサ励起子崩壊,検体センサ分子間結合相互作用及び拡散プロセス無放射消光過程である。センシング応答へのこれらの各過程,特に,検体拡散と励起子拡散の相対的な役割の寄与についてコメントした。後者は基本的ではないにしろニトロ化蒸気に対する多くの共役重合体の高感度の原因の一つであると歴史的に判断されてきたが,最近の証拠によると長い励起子拡散長は不必要なことを示唆した。リアルタイム検出のためのセンサ材料の開発に関するこれらの結果の意味を考察した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *非破壊検査 ,  *実時間処理 ,  *ニトロ化合物 ,  *ガスセンサ ,  *有機半導体 ,  半導体薄膜 ,  ルミネセンス ,  重合体 ,  *蛍光減衰 ,  *作用機序 ,  寿命 ,  分子間相互作用 ,  分子拡散 ,  エネルギー移動 ,  無放射遷移 ,  拡散距離
準シソーラス用語： 共役重合体 ,  励起子寿命

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  分析機器  (CC02020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 爆薬 ,  蒸気 ,  実時間 ,  蛍光消光 ,  プロセス